2007年10月29日(月)
三人寄れば文殊の知恵 [美容医療界]
当院は3名の常勤医師と3名の非常勤医師が勤務しています。
最近は美容医療関連の学会やセミナーが本当に増えました。毎週どこかで、全国規模のセミナーが行われています。
どのセミナーで勉強するか・・・本当に勉強になる集まりは案外少ないと思います。
メーカー主導のビジネス優先セミナーではないのか・・・?
ある特定のクリニックと業者が組んで、機器や機材の販促目的セミナーではないのか・・・?
常にアンテナを張り巡らせておかないと、本物の情報を入手できなくなります。
僕自身は総院長の肩書きをいただき自分の時間を自由にとらせていただいております。好きな時に、好きな学会やセミナーで勉強できるようになりました。美容関連のメジャーな学会には欠かさず出席させていただいております。
おかげさまで、今年の夏には日本抗加齢医学会の専門医試験を無事パスしました。
学会で出会う、諸先輩や仲間達は時間のやりくりが大変のようです。
4年前、一人で診療していた頃は、学会に参加する事など適いませんでした。
それでも、日曜日になると東京まで始発と終電の日帰りで、学会・セミナーには数十回は通いました。一人で診療されているドクターの苦労は身にしみてわかります。
ベンクリニックでは、優秀な医師とスタッフが、ローテーションで日祝までしっかり診療していただいていますので、休診日を設けることなく、皆様に質の高い医療を御提供させていただきたい思っています。
同じくローテーションで医師・ナース・フロントの全員が有意義なセミナーを選んで積極的に勉強していただき、診療にフィードバックしてもらっています。スタッフの参加レポートや報告ミーティングを聞く度に、その詳細さや精度に感激させられます。
今年も9月の学会シーズン以来、少なくても毎週末は誰かが、勉強に出かけて、お互いに知識とスキルをアップさせています。昨日は成先生がアンチエイジングセミナーへ、来週は文元先生がキレーションセミナーへ、そして再来週は僕がスタッフ3名を同行して日本美容抗加齢医学会へ・・・
実際に足を運んで、何百人、何千人の医療関係者と「袖を摺り合わせて」「アンテナを擦り合わせて」得られる情報は貴重です。
最先端の情報を本当に勉強できる環境を維持することは難しいことです。
皆様が、知っておられるクリニックの医師はいかがですか?
あり得ない症例数と忙しさを誇示する一方では、あらゆるセミナーに出席して最先端の情報収集も自負する「矛盾」・・・実際に、そのようなドクターには学会でお目にかっかったことがありません。当日も診療されているわけですから出席できないのも当然だと思います。
身体がいくつもあれば別ですが・・・
また、ぼやき調子になりました・・・スミマセン。
ベンクリニックの三人の常勤医師・・・
<三人寄れば文殊の知恵>
を備えることができるように、絶え間ない勉強を実践してまいります。
Posted by 管理者 at 19時25分
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