2009年11月09日(月)
さよならパンダ [ファミリーのページ]
今から、10年前
長女の陽香を妊娠中に我が家にやってきた、フィアットのパンダ
ジウジアーロ・デザインの、本当に「可愛い」という言葉がピッタリの車でした。
ナンバーは神戸 2647
丁度、親友が医学部を再受験するときに納車され、
「二浪しな:ニローシナ」
とは、縁起悪いな・・とクレームされたのも、懐かしいです。
神戸ナンバーのパンダは
赤ちゃんの陽香を乗せ、日本中を走りました。
はじめてヨチヨチ歩いた、御殿場のホテル
四万十川の沈下橋の風景にも、パンダはピッタリ
まだ、若かれし頃の父さんは、いつも床までアクセル全開・・・
高速では170km/hキープ。
ホイール、マフラー、ショックアブソーバー・・・すべてチューニングされています。
パンダは嫌な顔ひとつせずに、いつも、御機嫌でした。
故障らしいものも皆無
その後、家族がドンドン増えた我が家の歴史を全部知っているパンダ
家族全員が、お尻に、パンダのシートの感触を覚えています。
自宅の車が、大型に代わり、クリニックの駐車場で、保管しながら、時々、社用で、コンシェルジュの古賀君が、使用してくれていました。
この度、クリニックにキャンピングカーの「ドリーバーデン」がやってきて、社用車を2台も維持することが困難に・・・
10年間の間に、フルモデルチェンジされ、こんなに可愛い車が、世の中から無くなりつつある、この時世・・・
何とか手許で維持して、子供に引き継いであげたいと考えていましたが、贅沢ばかりもいえません。
子供が免許をとるまであと8年間・・・立派なビンテージカーとして維持することは、難しいと判断しました。
幸い、車が大好きな、人から、求められて、次のオーナーのもとへ・・・
愛車を手放すのは、本当に辛いことです。
嫁ぐ日の前に、家族全員で、パンダに「ありがとう」を言いに行きました。
久しぶりの再会に、パンダも子供達も、嬉しそう。
目頭がジーンと熱くなります。
さよならパンダ
そして
ありがとうパンダ
陽香が免許をとるまで、現役なら、また再会しよう。
必ず、探すから元気でいてね・・・
Posted by 管理者 at 15時01分
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