2007年12月10日(月)
ビタミンCがガン細胞を殺す [ドクター・ブンのつぶやき]
超高濃度ビタミンC点滴療法の我が国における第一人者でもある杏林大学 柳沢厚生教授が、先日出版された本のタイトルです。
当院でも積極的に取り組んでいる”超高濃度ビタミンC点滴”のことが具体的に書かれております。
内容はと言いますと、ビタミンCを血中濃度が400mgを超えるように点滴しますと、ガン細胞のみを死滅させることができると言うものです。実際、アメリカでは1万人以上の医師がこの治療を行っており、米国ガン治療センター(CTCA)が、FDAの認可のもと臨床試験を始めていると。
超高濃度ビタミンC点滴療法だけでも、一定の効果は出るようですが、既存の外科手術や抗ガン剤の治療に組みあわせることで、治療効果を高め、さらにガンの苦しい痛みや・体力低下などの副作用を軽減することが出来るというお話でした。
内容に詳しく興味のある方は、いかがですか?一冊720円です。
すべてのがん患者さんが、必ずしも治癒できると言うわけではないのですが、抗がん剤の副作用はひどく・つらいものです。実際に僕自身も研修時代に接したことがありますが、抗がん剤の副作用で命を失ってしまうのではと考えてしまうこともありました。
超高濃度ビタミンC点滴療法。これを合わせて行うことで、軽減できるのであれば、QOLをかなりの確立で改善してくれることは、間違いなさそうです。
Posted by 管理者 at 21時21分
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