2009年08月28日(金)
ブリッジセラピー VS フラクセルU ? [ドクター・ブンのつぶやき]
昨日の続きですが、
ブリッジセラピー(炭酸ガスレーザー機器のフラクショナル)では、実際に皮膚を蒸散させます。
ということは、つまり肌に傷をつけます。
一方、フラクセルUは?
といいますと、穴をあけるというコンセプトですが、実際は穴は開きません。
(フラクセルの皮膚組織です)
図のようにレーザーによって、
熱変性した部分を生じるのみです。
(下側2/3で紫色に変色している部分が、
フラクセルによって凝固変性した部分です)
改めて図示しますとこうなります。
穴の大きさは
ActiveFX で 0.12mm
DeepFX で 1.3mm
だそうです。
一方、フラクセルUでは
0.1mm〜0.25mmまで、出力によって
穴の大きさは変化します。
出力が高いほど、大きくなります。
効果は?
と考えますと、おそらくブリッジセラピーの方があるのではないかと考えます。
ただし、あくまで手慣れた術者がしっかり照射した場合ですが・・・・
適応となる方は?
メーカーさんのホームページでは、
シミ・そばかす・しわ・たるみ・ニキビ跡
となっています。
ここからは、あくまで個人的な使用のお勧めですが、
・ニキビ跡には、フラクセルの強敵ですね。
・その他は・・・・
フラクセル等のフラクショナルレーザーを数回受けられた
パールを受けられた
等のダウンタイムのしっかりあるレーザー施術を
受けたことがあって、物足りないと感じる方
に限られるでしょう。
長くなってきましたので、理由はまた明日とさせてください。
Posted by 管理者 at 22時33分
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