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2008年08月19日(火)

『ミント』 [エステティシャンのひとりごと]

最近、某飲料メーカーの『水出しミントジュジュレップ』を見、
そして佐野GMが私の来ていた服のミントグリーンが好きと言うことで、『ミント』関連のお話を。

ミントの歴史は古く、古代エジプト・ギリシャ・ローマ人ヘブライ人に使用され、
消化器系の機能調整、頭痛、歯痛や口の中をさわやかにするハーブの代表です。
意識を刺激して脳もクリアにさせます。

漢方薬では(生薬名:薄荷葉(はっかよう))としても
清涼、解熱、発汗、健胃などの目的で用いられます。
ミントは紫蘇科で地植えをするとワッサワッサと茂り、
強い植物で、踏まれたくらいでは全然枯れません。
素晴らしい生命力です。

日本では12月の柚湯は有名ですが、8月は薄荷湯があるそうです。
薄荷の清涼感は、メントールという成分によるもの。
スーッとする感覚から、体から熱を奪うイメージがありますが、
実は薄荷には血行促進や保温などの体を温める効果があります。
体を温め入浴後の発汗が少なく、汗がさっと引くので夏の薄荷風呂がピッタリ。
他にも夏バテの回復や冷房による冷え性、疲労回復などに最適です。

1:夏から秋の開花期に根っこ以外全てをつみとり陰干しします。
2:2つかみ(30g)を布袋に入れます。
3:上から約2リットルの熱湯をかけて15〜20分ほど蒸らします。
その汁と袋を風呂に入れ、よくかき混ぜます。

手軽にアロマオイルを使用し、
【材料】
天然海塩  200g
ペパーミント精油30滴程度
を良くかき混ぜるだけで、出来上がりです。

大さじ1杯くらいをお風呂に入れて、良くかき混ぜてから、入ります。

密閉容器に保存します。
足湯にササッと入れても手軽です。

飲み物としては、ミントを使った『モヒート (Mojito) 』 ラムベースのカクテル。

キューバのハバナが発祥の地で、アーネスト・ヘミングウェイが愛したことでも有名です。
彼の好んだレシピはドライ・ラムにライム、ミントの葉、砂糖ではなく
シロップに2ダッシュのビターズであった。
ミントの葉は乳鉢ですり潰し、すべてを豪快に混ぜて供されと。

私も今年初めて飲んだのですが、見た目も美しく調べると
ライムの皮でなくジュースでとか甘さを減らしたり、好みで変化を楽しむ事が出来るようです。

広尾の『THE PLECE』 で
9月30日までフレッシュミントを使った
100種類のモヒートを出しているそうです。 
http://www.bar-place.com/mojito.html

画像(210x293)

身近な所で美味しいお店も探し、薄荷湯&モヒートで猛暑を乗り越えましょう。

Posted by 管理者 at 14時13分

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