2008年05月30日(金)
嬉しい便り [成院長からの一言]
先日、ゲストの方から、お葉書をいただきました。
この方はご友人から当院のことを紹介され、遠方の京都は山科からご来院いただいています。舞台に立つお仕事なので人前に出ることが多く、肌を綺麗に保ちたいとのことでインディバを受けに通院されていました。
先日は2回目の顔からデコルテまでのインディバを施術したあとのことです。
そのお便りには、以前から肩こりが酷くマッサージや治療器などいろいろなものを試したが、どれも効果が少なかった。しかし先日受けたインディバの後、肩のこり、重み、張りなどいろいろと感じていた辛い症状が改善し、楽になりました、とのことでした。
インディバは高周波を利用した治療器です。肌の循環を改善し、血行やリンパの流れを良くします。
ベンクリニックでインディバをご経験ない方は、是非次回ご来院の節にご体験下さい。きっと肩こりをお持ちでない方でも、翌日には肌の変化を感じていただけると思います。
Posted by 管理者 at 16時47分 パーマリンク
2008年04月23日(水)
GWの診察について [ドクター・ブンのつぶやき]
連日20℃をこえる汗ばむ陽気で4月であることを忘れそうなこの頃です。
2005年に祝日法が改正され、今年は5/4みどりの日が日曜日でこの振り替え休日として5/6がお休みとなっております。
メーカーなどにお勤めの方は、今週末からお休みで11連休や16連休という方もいらっしゃるのでしょうか?
クリニックの診察時間ですが
5/3〜5/6の期間のみお休みとさせていただきます。
ただし、長期休暇が取れずに今まで手術ができずにお困りで、この期間だったらとお考えの方がいらっしゃいましたら、御相談に応じさせていただきますので診察の際にお伝えください。
4/27(日) 10時〜17時 通
4/28(月) 10時〜19時 常
4/29(祝) 10時〜17時 通
4/30〜5/2 10時〜19時 り
5/3〜5/6 休診
この期間にクリニック内の整備を行わせていただき、5/7よりまたリフレッシュして皆様をお待ちさせていただきます。
Posted by 管理者 at 11時57分 パーマリンク
2008年04月10日(木)
おわび [ドクター・ブンのつぶやき]
昨日より、年に一度開催される第51回日本形成外科学会総会・学術集会が、名古屋にて開かれております。
皆様には、ご迷惑をおかけしますが卞理事長ならびに成院長とともに参加させていただきますので本日午後より休診とさせていただきます。
明日から、通常通りに開院しております。
よろしくお願いいたします。
Posted by 管理者 at 13時06分 パーマリンク
2008年03月19日(水)
がい骨のできもの [成院長からの一言]
人類が外科手術を手がけたのは、中世末のヨーロッパの絵画史料からみることが出来ます。
12世紀、イタリアのボローニャに最初の大学が誕生し、そこでモンディーノが世界最初の人体解剖の講義をしたそうです。
モンディーノ教授は教壇に座り、実際に解剖をしていたのは身分の低い人物であることが、絵画から伺えます。
こうして、今まで病気は外からだけ診ていたものが、人体の内部、つまり臓器に病気の原因があることを知ることができるようになり、近代医学が誕生したと言われています。
15世紀には、すでにメスなどの器具を使った外科手術が行われていたことが描かれており、またもイタリアでは、足の切断手術や鼻の形成手術が一部の医師によって行われていたことも、当時の絵画史料からうかがえます。
しかし、当時アヘンなどの麻薬を使う方法以外に麻酔方法がなく、外科的手術は想像を絶する激痛を伴い、消毒法もなかったため、極めて危険の高いものでありました。
19世紀になってやっと近代的な麻酔法が使われ、また消毒法もその後発見され、外科手術に大きな貢献をしてきた輸血も加わり徐々に現代のような手術の形態が確立されて行きました。
そこからほんの数世紀たったつい先日、その恩恵を受けて頭蓋骨の骨腫瘍(外骨種)の摘出手術を当院で行いました。
骨を除去するため、ノミ、槌(ツチ)、ドリルやヤスリなどを準備して当日は手術を行いました。額の生え際に存在した腫瘍は、「ツノがあるの?」とよく他の人に言われていたとのこと。
局所麻酔の手術であったので、術中も患者様とお話をしながら、ちょっと頭を支えるように助手を誘導しながら、ノミとツチで“カンカン、カンカン”と大工さんのように手術を行って行きました。
近代的な麻酔を受けている患者様は、「骨に響きます」と・・・。手術中に訴えていました。
腫瘍を摘出後、頭蓋骨のおでこの部分の表面をなだらかにしたのち、骨膜、筋肉層、皮下(真皮層)を縫合して手術を終えました。
中世の医師も同じ気持ちで手術をしたのかなぁ・・・。
Posted by 管理者 at 14時50分 パーマリンク
2008年03月17日(月)
フラクショナルレーザー [ぶんの学会・セミナー報告]
まだまだ、フラクショナルレーザーの新型ラッシュは続いておりますね。
3/15土曜日に医療機器のメディカルU&A社が、行ったダーマブレートという新しいフラクショナルタイプのレーザーのセミナーがあり参加して参りました。
イタリアはカタニア大学形成外科教授であるDaniel Cassuto MDの講演と実際のレーザー照射という内容でした。ダーマブレートはドイツAsclepion社のレーザーで、レーザーの種類は波長が2940nmのEr:YAGレーザーで169個のミクロ単位の穴を7x7mmか13x13mmの大きさの皮膚に開ける事でフラクショナルレーザーとしての照射面積を決定するというものでした。以前フラクセル導入時に当院でしばらくデモ機をお借りしテストしたAlma社のピクセルとほぼ同じものでした。あえて違いを述べるとすれば、どちらの機械も全く動かず同じ場所で何回も照射することで深くまでレーザーを届かせるのですが、ダーマブレートは手に収まる望遠鏡のような形をしていて一見格好は良くないのですが、そこはドイツ製で安定しており、ピクセルよりはるかに確実に同一部位の照射ができるようになったことかと思います。
右ほほに照射した感想といたしましては、照射の際の痛みは少ないのですが、後で見るとレーザーの一つ一つが大きくてミクロのレーザーというよりはミリぐらいの大きさに感じてしまいます(実際に照射した僕の右ほほの写真をご覧ください)。本日で照射3日目ですが、フラクセルはほぼ赤みのみであるのに比較して、スタンプを押したような状態でダウンタイムの恥ずかしさがあります(本日、御来院の皆様をかなり驚かせましたし、フラクセルを見慣れてる当院のスタッフ達にも、テープを張っているようだとびっくりされました)
所々、隙間があるのは照射ムラで、フラクセルがスキャナー方式というローラーで転がしながら一定にムラなく照射する方式を特許を取得してしまった為に、他の製品は全てこのスタンプ方式という1発1発照射してゆく方式を取らざるを得なくなってしまい、格子状にムラができてしまいます(これは照射を重ねることで判りにくくできます)。
ピクセルにしてもこのダーマブレートにしても、フラクセルの廉価機種であることは否めず、色々な面で正確性に欠くというやむ得ない面を持ち合わせております。
いずれにしろ、フラクショナルレーザーのブームはまだまだ続くと思われます。日々開発されていますので、ニキビ跡や傷跡に現状最も効果的と思われるフラクセルを超えるレーザーが出る日も数年したら来るのでしょうかね?
僕自身もアファームに始まり、ピクセル、フラクセルU、そして今回のダーマブレートで実際に施術を受けたものは4機種となりました。今回の経過はいかがでしょうか?
御覧になりたい方は、お声かけください。すぐにわかりますので!
Posted by 管理者 at 20時34分 パーマリンク
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