2008年01月17日(木)
1.17 今年の白菊は・・・ [クリニックにて]
13年前、僕は高知県の病院に勤務していました。
遠隔の地でも、当日は、自室の書棚が倒れるほど揺れました・・・
大阪の実家では、庭の灯籠が倒れて壊れました、箕面の祖父母の墓所でも墓石が倒れました・・・
1999年に芦屋に引っ越して以来、毎年この日の朝には、松浜公園の慰霊脾に家族全員で献花をさせていただきます。
最初は妻と長女と3人でしたが、次第に家族も増えて、今年は5名で献花させていただきました。
先人の皆様とそれを受け継がれた人々の歴史の中で、この地に住まわせていただき、生活をさせていただいていること・・・
永遠に語り継がれなければいけない、人間愛のドラマが現実にあったこと・・・献花の度に、涙が流れるのを止められません。
<精道保育所の詩碑>
こわかったね
いたかったね
さむかったね
もうだいじょうぶだよ
あなたたちのえがお
あなたたちのわらいごえ
いつまでも
いつまでも
読み終える前に、涙でにじんでしまいます
自分自身と子供達が忘れることがないように、大切なものを伝え続けて行きたいとおもいます。
一昨年、昨年と続けて、僕も父母が他界しました。
大切な人を失う悲しさ、寂しさ、無念・・・
今年、手にした白菊はいつもより、重く感じました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。 合掌
Posted by 管理者 at 14時00分
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