2008年02月20日(水)
大学病院の「美容医療」は「形成外科」が担当します。 [美容医療界]
2007年4月に大阪大学にメーカーの寄付講座として「美容医療学」が開設されました。さらに2007年9月の神戸大学に「美容外科」が新設されたのに続き、2008年2月には徳島大学に「美容センター」が開設されました。<関連記事へ>
共通しているのは、担当医師スタッフは、全て形成外科医師であることです。もちろん形成外科学会の認定専門医であることはいうまでもありません。
技術面・安全性に対するスタンスに関して、ベンクリニックは大学病院と同等以上であると自負します。
ゲストの皆様に対するホスピタリティーは大学病院と比較できないほど誠心誠意取り組んでおります。
やっと、時代が、本当の「美容医療」に向かって動き出した・・・と感じます。
皆様が、怪しげなクリニックで美容医療を受ける必然性は、なくなって来ます。
美容医療が含んでいる本質的な問題は、
「価格破壊」がどうの・・・とか、
「最新機器」がどうの・・・とかではなく、
皮膚組織の機能解剖や外科処置に対する基礎訓練そのものにあると思います。
基礎訓練なしの「見よう見まね」で「結果オーライ」がまかり通っている中で、どうしようもない合併症を起こしては、大学病院の形成外科で尻拭い・・・という、悲しい歴史を観てきました。
鼻骨骨切り手術ができない、自家組織による乳房再建の経験がない・・・状態で、シリコンプロテーゼや脂肪注入が安全・正確にできるとは、とても思えません。
「形成外科と美容外科は違う」と声たかだかに叫んで来られたドクター達も、自身の子供達は、形成外科を選択させているのが事実です。
もう、詭弁はそのくらいでいいのではないでしょうか・・・
形成外科のきちんとしたトレーニングなしで行う美容医療の「危うさ」は、周知のことだと思います。
「美容外科は究極の形成外科である」
美容外科学会・会長の言葉が、皆様に理解していただける日が近づいて来たこと、
そして、
形成外科専門医が3名で診療しているベンクリニックが、皆様に「形成外科のフィルターを通した、品質にこだわった美容医療」を御提供していることの真意が御理解いただけることを嬉しく思います。
Posted by 管理者 at 18時33分
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