2006年09月17日(日)
ヒトプラセンタの安全性・・・[シリーズ9] [美容医療界]
胎盤は、卵子由来の臓器であり、「妊娠中の10カ月」しか存在しない組織です。
かのアメリカ産牛肉でさえ「生後20カ月」以内のものは感染の機会が無いと検査免除されているように、胎盤の存在する10カ月はさらに安全で問題ない期間と考えられています。
当院の使用しているプラセンタエキスは、健常の日本人妊産婦で満期正常分娩に限定して抽出されています。もちろん海外渡航歴のある方は外されています。
40年以上の間で1億5000万アンプル以上使用されて、感染症の報告は一切ありません。
プラセンタに関して、市場の牛肉よりは安全だと言えます。
なぜなら、海外渡航者を外す限り、厚労省が心配している妊婦の感染源は、国内市場の牛肉しか無いわけですから・・・
農水省が安全としている牛肉を食べた妊婦が狂牛病のプリオンに感染される心配をするなら、御自身も市場の牛肉を食べない方が良いと思います。
病原体が未知の疾患は存在しています。
狂牛病ならずとも、狂羊病、狂豚病、狂鳥病・・・等々・・・
今後、発見されないとは断言できません。リスクはゼロではありません!
僅かなリスクを上回る効果が臨床で認められているため、当院では今日現在も御希望の方に投与しています。
プラセンタには身体に有効に働く多くのサイトカインが含まれています。様々な症状に効きます。美容ではなく健康のためにお勧めしています。
献血希望者やベジタリアンでないのなら、是非一度お試しください。
注射の場合は15分後には効き目を実感していただけます。
週に一度のペースで点滴を受けて下さい。
僕自身は仕事を休みたいほど疲労が溜まった時に5アンプル注射します。
御陰様で開業以来、病欠は一度もありません。
ついでに啓蒙のために申し添えておきますが、流通している化粧品や健康食品に配合されているプラセンタはヒトのものではありません。ほとんどが食肉用の「豚」の胎盤から抽出したものです。当院のプラセンタは注射も内服も院内コスメも全て「ヒト」の胎盤由来です。
Posted by 管理者 at 08時47分
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