2006年09月20日(水)
安部 司 著『食品の裏側』 [プチ書評]
「食品添加物の神様」と呼ばれて、新しい添加物を開発してきた著者の業界暴露本です(安部 司:著/東洋経済新報社刊)。
業界の第一人者が業界に背いて真実を明らかにしてくれています。
良識のある方なら、薄々は知っていたことと思いますが、ここまで食品が「ニセモノ」に
すり替えられていたとは・・・ショックを受けない人はいないでしょう。
真実を語ってくれた勇気ある背信行為に拍手です!
読了後に帰宅して直ぐに冷蔵庫の食品のラベルをチェックしましたが・・・すっかり業界に騙されていました。
子供達がこんな物を食べていたなんて・・・健康にたずさわる者として恥ずかしい限りです。
当院では、院内の図書ライブラリーに3冊を追加!スタッフ全員に読んでもらっています。
コンビニで昼食を買う人が激減しました・・・
そうです!40年前、僕の小学生時代には同級生にアトピーの子供は1人もいませんでした・・・
この、当たり前の「不思議」が解けた気がします。
食品業界のモラル、規制法律の不備・・・など、美容医療界と同じ構造のゆがみを感じます。
安さ、便利さの代わりに、私たちは、何を失っているのか。
全国民必読の書です。
Posted by 管理者 at 10時04分
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