2007年03月12日(月)
メディカル・ビューティー・フォーラム2007 [ビジネス散歩]
週末は東京のウラク青山で開催された「メディカルビューティーフォラム2007」に参加してきました。
ウラク青山は、僕が「ヴィータスペリオーレ倶楽部」を構想しているときに参考にさせて頂いた会員制リラクゼーションスペース。
より良い治療を求めて、形成外科・皮膚科のドクターが全国から大集合、熱心な聴講者で、立ち見を含めて満席状態。
フォーラム会場はとても「neat」な空間。
ランチョンセミナーのお弁当は「なだ万」の月替わり弁当・・・
とても良い感じです。提供の株式会社JMEC様
ごちそうさまでした。
発表内容のほとんどは、ベンクリニックの中では既に「消化・吸収」済みのものでしたが・・・
ある医療機器について「効果が有るか・無いか?」を論じているのですが、
例え話で言うと、
「てっちりは美味しいか?」という演題に、フグの栄養成分や旨味成分の発表をして論じている感じ?・・・でしょうか。「フグを美味しく食べていただくには」材料はもちろん、調理の仕方、料理の出し方で全く違う料理になると思います。同じ医療機器でも結局は術者のセンスで結果が異なります。
ある先生は「ポラリスは患者が痛がるので、止めた・・・」とおっしゃっていましたが、ベンクリニックの現行のインテリジェント・ポラリスが痛くて止めた方はおられません。もちろんきめ細やかに注意深く照射しないと「痛くて耐えられない」ということになります。要するに「やり方」次第です。
機器の善し悪しを論じられる先生の中には、スタッフ任せで御自分では施術せず「医師に向けての発表」の準備ばかりに時間を掛けられる人もおられるようです。「ゲストの目線」で考えるベンクリニックとはスタンスが異なります。
Posted by 管理者 at 11時19分 パーマリンク
2007年03月05日(月)
<日祝も診療>ベンクリニック品質を御家族でどうぞ [クリニックにて]
医療機関は木曜の午後と土曜の午後、そして日・祝は休診していることがほとんどだと思います。
ベンクリニックは開院当初から木曜・土曜も夜まで診察していましたので、地域の皆様から喜びのお声を頂いておりました。
今度、スタッフ一同の情熱でさらに前進です。
去る2月18日からは、日・祝も10-17時で診療を開始いたしました。
通常の診療ですから、もちろん休日料金加算はいただきません(笑)
無休のクリニックです。
平日は仕事で、なかなかクリニックを受診できなかったビジネスマンやOLの皆様にも「ベンクリニック品質」の診療を御提供できることはスタッフの喜びでもあります。
また、お子様のケガなどは、週末や休日に多い傾向があります。
救急病院の応急処置ではなく、形成外科専門医の治療を即日に受けていただけることは、地域医療のお役に立つべき医療法人として、相応しい任務を得ることができたと思います。
ご存じの方も多いと思いますが、ベンクリニックにはキッズスペースを完備しております。
赤ちゃんのおむつ交換専用のベビーシートをはじめ、
安全なクッションで囲まれたスペースに、お子様の大好きな玩具やビデオ・DVDなどを揃えております。
小さなお子様連れの方でも、御友人や御家族と御来院いただければ、保護者の方と一緒に安心してお子様を遊ばせておくことができるスペースです。
日祝も診療
キッズスペース
健康保険取扱いの形成外科と皮膚科
さらに、「素敵に年齢をかさねるためのメディカルケア」MENA(メナ)
「ベンクリニック品質」を御家族で、どうぞ御利用下さい。
Posted by 管理者 at 15時14分 パーマリンク
2007年02月27日(火)
専門医について [美容医療界]
先日、他院でトラブルがあって当院に来院されたゲストの方から、僕のコラムで見かけた「専門医」について尋ねられました。
「マスコミや雑誌で評判が良いと書いてあったので受診したら、質問に対して専門的な説明がないまま、レーザー治療をされた・・・」とのことです。
あとで調べると、皮膚とは全く関係ない診療科出身の医師だったようです。
その後、僕のコラムで「専門医」という制度を知ったそうです。
マスコミや雑誌は「メディアとしての約束事」で成り立っています。
役者やタレントに素顔が別にあるように
必ずしも真実の姿が伝わるものではありません。
昨日、僕のコラムの中で記事ごとのアクセス数をチェックしたら、「標榜」「専門医」などの医師のキャリアに関するものが上位にありました。
美容医療界の危うい真実<シリーズ1・シリーズ2><医師のキャリア>
美容に関しては、まだまだ「イメージ優先商法」が通用している業界です。
皆様の大切なお体を任せる医師の経歴は是非きちんと調べていただきたいと思います。
専門医の一般知識については「日本専門医認定制機構」で、
皮膚領域関連科の専門医に関しては、各学会のホームページで検索できます。
形成外科学会専門医
皮膚科学会専門医
皮膚に関連する診療をするには、どちらかの専門医を取得していることが好ましいとする意見があります。規定のトレーニングを完了している専門医とそれ以外では、深刻なトラブルや合併症が起こった時の対処に差が出ることが考えられます。
美容外科については、同じ「日本美容外科学会」という名前の団体が2つあり混乱を招いています。それぞれが別々の活動をしているので、国からは正式に認可されていません。
形成外科専門医を正会員の条件としているJSAPS・正会員と
医師なら誰でも入会できるJSAS・会員リストがあります。
その他、手術の関連科として
麻酔科学会認定医<専門医<指導医
ベンクリニックでの管理麻酔は、指導医以上の資格のある信頼できる麻酔医にお願いしています。
皆さんが治療を受けている医師の専門科目とレベルをチェックすることは、思わぬトラブルを避けるためにも大切なことだと思います。
Posted by 管理者 at 14時10分 パーマリンク
2007年02月26日(月)
シミ治療に保険は適用できません。 [美容医療界]
加齢によるシミのレーザー治療には健康保険は適用できません。
僕の尊敬する、西宮の皮膚科のT先生も御自身のコラムで、憤慨されています。
当ベンクリニックでも同じく「・・・・皮フ科では保険でシミを治療してくれるのに。こちらのクリニックはおかしいですね」と、言われることがあります。
おかしいのは保険を適用している先生です。ある意味で保険金の詐欺です。
僕は幸いなことに健康で、ここしばらく自分の健康保険を使用していません。しかし掛け金は毎月支払っています。僕が使わなかった保険金が、違法のドクターのシミ治療に回っているかと思うと・・・やるせない思いです。
美容目的のシミ治療に保険適用するのは、止めてください。
自費診療でお願いします。
Posted by 管理者 at 14時13分 パーマリンク
2007年02月21日(水)
美容医療医師のトレンド [美容医療界]
日本抗加齢美容医療学会という組織があります。
理事長の
東京女子医大附属青山女性医療研究所美容医療科
教授 若松信吾 先生
のメッセージが現在の美容医療界のことをよく言い当てていると感じたのでリンクしてご紹介いたします。
美容外科を標榜するにあたって、形成外科のトレーニング(専門医を取得するまで正式な施設で6年間以上修行する)が必要であることが、カリスマ美容外科医師のご子息の動向で理解できると思います。
下記をクリックして、
<美容医療医師をめざす医学生の皆様へ> 若松信吾先生
是非ご一読下さい。
ご参考までに
日本形成外科学会
日本美容外科学会
Posted by 管理者 at 12時20分 パーマリンク
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