2008年02月28日(木)
体内殺菌・消毒とビタミンC血中濃度 [クリニックにて]
2月24日の日曜日に、当院のドクター3名で、品川の東京コンファレンスセンターで開催された
第1回点滴療法研究会実践セミナー
に参加して、勉強してきました。
当日は、あいにくの雪で、新幹線も徐行運転のため、滑り込みセーフの強行日程でした。
ベンクリニックでも積極的に行っている
「カスタムメイド点滴」
マイヤーズカクテル
キレーション
に続いて、
高濃度ビタミンC療法のお話しでした。
高濃度ビタミンC:VC
には
抗酸化作用(酸化されて「錆びた」物資を還元して復活させる)
と
酸化作用(過酸化水素を発生させる)
の2つの相反する作用があるのが特徴です。
やはり、必要な血中濃度に達することが重要であることが再認識されました。
僕自身は「ガン家系」でもあるため、昨年から、
「ガン予防」目的で、時々、30gVC点滴を受けています。
もちろん点滴前後で採血をして、ビタミンCの血中濃度もチェックしています。
僕の場合、30gVC点滴で、
点滴前 0.74mg/dl
が、
点滴後 195.1mg/dl
と、
264倍にまでアップしており、
アンチエイジングに欠かせない、抗酸化作用は十分。
抗ウイルス作用(15mg/dl)はもちろんのこと、さらには抗アレルギー作用(88mg/dl)を有する濃度になっていました。
ところが、十分な抗ガン作用には 350〜400mg/dl
の濃度が必要なことが、今回の研究会のデータで示されていたのです。
僕自身では、上記の測定値から推量して、60gVC点滴が必要になります。
実は、2週間前に、風邪を引き、30gVC点滴で、それなりに症状が緩解していましたが、完治せず長引いて困っていました。
30gVCなら30分で終わるため、せっかちな自分としては、30gが気に入っていたのですが、
それならと・・・研究会から帰ってきて、早速60gVC点滴を受けてみました。
点滴には1時間以上かかります。
文元副院長と雑談しながら、点滴を受けていたのですが、
開始10分ほどで、関節炎を起こしていた肩や、口内炎を起こしていた粘膜や、咳で傷めていた上気道などに、かなり強い「熱感」が起こってきました。
細菌やウイルスが活動してる部分を、VCが攻撃し始めたのです・・・
高濃度VCの「酸化作用」でオキシドールが体内で発生しているのが、熱として体感されました。
正に、体内が「殺菌・消毒」されている感覚です。
その熱感とともに、こんどは悪寒がしてきました・・・
点滴終了後も1時間ほどは、悪寒が続き、
「なかなか大変な点滴だな・・・」と、さらに1時間ほど安静にしていたところ・・・みるみる楽になってきて
「嘘???何か、すっかり治ったみたい・・・」と言えるくらい、完全に風邪の症状が無くなっていました。
喉の痛み、関節のだるさ、鼻水、咳・・・
何よりも、身の置き所が無いような、独特のけだるさ・・・
全てが、完全に、本当に微塵のカケラもなく、消え去ってしまいました。
「これは、魔法だよね・・・」
そう、つぶやかざるを得ない、著効ぶりです。
200mg/dlと400mg/dl
の血中濃度の違いは、僕自身もかなりのインパクトでした。
「350mg/dl以上で、ガン細胞が死滅する」という、
ロナルド・ハニハイキ博士の論文
「Intravenous Ascorbate (IVC) as a Chemotherapeutic and Biologic Response Modifier」を実感できる体験でした。
今後も、アンチエイジング(サビ止め)目的で、定期的に30gVC点滴を続けながら、
何か、症状があるときには60gVCを受けて、
「体内殺菌・消毒」を体感していこうと思います。
飲みたいお酒を飲んで、吸いたいシガーを楽しんで、
それでも、僕はガンでは死なないぞ!!!
良い時代に生まれたと、感謝しながら、
今夜は「ひれ酒」と「コイーバ:シグロ2」にしようかな・・・・モードになってます。
Posted by 管理者 at 17時21分 パーマリンク
2008年02月20日(水)
大学病院の「美容医療」は「形成外科」が担当します。 [美容医療界]
2007年4月に大阪大学にメーカーの寄付講座として「美容医療学」が開設されました。さらに2007年9月の神戸大学に「美容外科」が新設されたのに続き、2008年2月には徳島大学に「美容センター」が開設されました。<関連記事へ>
共通しているのは、担当医師スタッフは、全て形成外科医師であることです。もちろん形成外科学会の認定専門医であることはいうまでもありません。
技術面・安全性に対するスタンスに関して、ベンクリニックは大学病院と同等以上であると自負します。
ゲストの皆様に対するホスピタリティーは大学病院と比較できないほど誠心誠意取り組んでおります。
やっと、時代が、本当の「美容医療」に向かって動き出した・・・と感じます。
皆様が、怪しげなクリニックで美容医療を受ける必然性は、なくなって来ます。
美容医療が含んでいる本質的な問題は、
「価格破壊」がどうの・・・とか、
「最新機器」がどうの・・・とかではなく、
皮膚組織の機能解剖や外科処置に対する基礎訓練そのものにあると思います。
基礎訓練なしの「見よう見まね」で「結果オーライ」がまかり通っている中で、どうしようもない合併症を起こしては、大学病院の形成外科で尻拭い・・・という、悲しい歴史を観てきました。
鼻骨骨切り手術ができない、自家組織による乳房再建の経験がない・・・状態で、シリコンプロテーゼや脂肪注入が安全・正確にできるとは、とても思えません。
「形成外科と美容外科は違う」と声たかだかに叫んで来られたドクター達も、自身の子供達は、形成外科を選択させているのが事実です。
もう、詭弁はそのくらいでいいのではないでしょうか・・・
形成外科のきちんとしたトレーニングなしで行う美容医療の「危うさ」は、周知のことだと思います。
「美容外科は究極の形成外科である」
美容外科学会・会長の言葉が、皆様に理解していただける日が近づいて来たこと、
そして、
形成外科専門医が3名で診療しているベンクリニックが、皆様に「形成外科のフィルターを通した、品質にこだわった美容医療」を御提供していることの真意が御理解いただけることを嬉しく思います。
Posted by 管理者 at 18時33分 パーマリンク
2008年02月14日(木)
淑女の皆様、ありがとうございました [クリニックにて]
毎年、2月14日に御予約をいただいたゲストの皆様には、
格別の「お気遣い」いただき、誠にありがとうございます。
偶々、予約の巡り合わせが、この日になり、
申し訳ないような・・・
それでも
やっぱり、嬉しいような・・・
銀座から、わざわざお取り寄せいただいたものから、リッツカールトンの逸品まで・・・
素晴らしい!
本当にneatな淑女ならではのプレゼントに感激です。
そう言えば、小生、週末に4月の式典用スーツの「仮縫い」がありますが・・・・サイズが・・・ちょっと?
まぁ、気にせず、モリモリ頂戴いたします。
明日は「カカオ効果」でスッキリだと思います。
皆様、本当にありがとうございました。
Posted by 管理者 at 18時22分 パーマリンク
2008年02月12日(火)
光学系医療機器の施術担当について [クリニックにて]
先日、ゲストの方から、当院の施術担当について御質問をいただきましたのでお答えいたします。
フォト系(オーロラ)
オーロラSR・SRAともに美顔・若返り目的の場合は全て、医師が担当して施術中に照射パラメーターを随時調整しております。
ニキビ治療の時は「フォトアクネ」という施術でナースが担当いたします。
YAGレーザー系(MAXU)
ノーマルパルス、Qスイッチともに全て、医師が担当いたします。
アレキサンドライトレーザー系(ジェントルレーズ)
脱毛目的の場合は、顔面を含めてナースが担当いたします。
色素性病変の治療に関しては、全て医師が担当いたします。
高周波(RF)複合系(ポラリス リファーム)
ポラリスは初回のみ全て医師が照射し、照射パターンを決定します。2回目以降は前半ナースが全体に引き締めを行い、後半に医師が高出力で深部靱帯を引き締めて、仕上げをいたします。
リファームではドクターコースとナースコースを設定しております。
ただし、RF単独のインディバは全て、専門のメディカルエステティシャンが担当いたします。
フラクセルU
全て医師が担当いたします。
炭酸ガスレーザー
全て医師が担当いたします。
以上、ナースが担当する部分も厚労省の指導に適合しているものと考えております。
ベンクリニックではエステティシャンや事務職のものが光学系医療機器の施術を担当することはございません。
インディバとマイクロダームアブレージョンに関しては、メディカルエステティシャンの担当で法令上も問題ないことを、関係当局に確認してあります。
Posted by 管理者 at 15時17分 パーマリンク
2008年02月07日(木)
技術/安全性/誠実が「品質」です [美容医療界]
昨年の秋頃から、他院より転院されてこられるゲストの方が確実に増えてきました。
特徴として、他院で受けられたものと同じ施術を受けられていることです。
ベンクリニックでは治療の「品質」にこだわっています。
技術/安全性/誠実については妥協を許していません。
同じ機器や薬剤フィラーを使用しても、効果が優っていることをドクター・スタッフに科しています。
「○○クリニックで、お試しキャンペーンで最新のフォトセラピーを受けたけど、期待した効果がなかった・・・」
「引き締めのレーザー治療を受けたら、陥凹してしまったので、相談に行ったら、治療方法はないので、黙って時間が経過するのを観なさいと、突き放された・・・」
「××クリニックで、スレッドリフトを受けたけど、糸の通り道が陥没して、結局抜糸してもらった・・・」
「医学的な質問に、マニュアル的な返答しかもらえず、事務職のような人に施術をされた・・・」
「最初のカウンセリングは丁寧だったけど、再診では、適当にあしらわれた・・・」
「勧めてもらった施術がよく分からなかったので、詳しく説明して欲しいと食い下がったら、反対に怒られた・・・」
「問診票に書いた相談内容以外の質問をしたら、時間がないと、無視された・・・」
そして、転院されて来られたゲストが、ベンクリニックで治療を受けられて、異口同音に言われることが、
「これほどまでに、丁寧で親切に治療していただいたことはありません・・・」
「もっと、早くにこのクリニックを知って入れば、回り道せずにすんだのに・・・」
「同じ施術でも、全く別の施術を受けているような感じです・・・」
ということです。
ベンクリニックでは、御自身が受けられる治療の「品質」を大切に考えておられる方に、受け容れていただくことだけを念頭において、妥協のないケアを提供させていただいております。
矢野経済研究所の美容医療に関するアンケート調査で、興味ある結果が出ています。
「貴方が、美容クリニックを選ぶ理由は?」
という質問に対して。
美容医療の経験者は
場所/価格の明瞭さ/広告/紹介/安さ/マスコミ/技術
の順であるのに対して、
未経験者では
技術/安全性/価格の明瞭さ/カウンセリングが親切/
となっています。
美容医療の経験者が実感しているのは、
「所詮、どこのクリニックも大差ない!!」
「通院に便利で、雑誌・マスコミで取り扱われていればOK!!」
「同じ施術なんだから、キャンペーンで安い方がお徳!!」
に対して、未経験者の方は
「治療の品質こそがもっとも大切」
という、ことではないでしょうか。
そして、未経験者の方が、重視されている
技術/安全性/誠実
などは、広告や風評では測れないことだと思います。
最近は、ブログやコラムで「詐欺師」も舌を巻くほどの営業トークを繰り広げている、「正気とは思えないドクター」が活躍されているので、皆様がメディアから入手できる情報では判断できなくなってきていると感じます。
悲しいことですが・・・
貴方が心から信頼されている友人・知人からの「真実の情報」を大切になされてください。
形成外科専門医という技術
妥協のない安全性へのこだわり
ホスピタリティの意味を心から理解しているスタッフ
先に述べた、他院から転院されてきたゲストが、「ベンクリニック品質」を体験されて、
「どこのクリニックでも同じではない・・・」
「同じ施術でも、明らかに品質に差がある・・・」
と、気づかれるのだと感じました。
初めて、美容クリニックを受診される方には
「他院を検討する必要はなさそう・・・」
経験者の方には、
「やっと、良いクリニックに巡り会えた・・・」
そのように言い続けていただけることこそ、
スタッフ全員の願いです。
Posted by 管理者 at 18時51分 パーマリンク
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