2015年09月05日(土)
クリニックヴィータのHPについて(5):上眼瞼で心がけていること [クリニックにて]
思索に行き詰まると、気分転換として
クリニックの
元「診察室?」
現在「書斎?」
のパソコンのフライトシュミレーターをつかって、世界中の空を旅してまわります。
グーグルアースに無料でついているアプリケーションですから、パソコンをお持ちの方なら誰でも無料で今すぐに利用できます。
セスナと戦闘機を選べます。
ただし、キーボードの操作では微妙な動きができません!
ジョイスティック型の操縦桿は別途購入しました。
本日は与論空港に着陸成功!!
ランディングギアダウン
スロットル絞り
フラップ20
ピッチは10度レートは浅く〜〜〜!!!
支えるんだー!!!
今日も「無免許」機長の雄叫びが・・・(笑)
<上眼瞼で心がけていること>
上眼瞼は、顔の印象にとって大切な部位です。
瞳と瞼の位置関係は、その人の印象を決めるのではないでしょうか・・・
上眼瞼こそ、「その人らしく」ナチュラルに若返りをさせたいところです。もともとの二重瞼のライン、皮膚の質感、皮下脂肪・眼窩脂肪の状態、眼輪筋作用、とりわけ、瞼板と眼瞼挙筋・ミュラー筋の状態、等々をしっかり診察で見極める必要があります。
私自身も、経験の浅い頃は、「きれいな二重瞼」にして「たるんだ皮膚」を切除すればいいんだ!などと浅はかな考えで施術していたかもしれません。「自分流」の上眼瞼の若返り手術では、その人らしいナチュラルさに集中して手術方法を選択させていただきます。
リフトアップ手術のように、徹底的にやるのとは反対の考え方といえるかもしれません。
基本的には全切開法で眼瞼挙筋と眼窩脂肪の調整を検討しますが、プチ整形とよばれている、「埋没法」や「小切開法」も積極的に選択させていただきます。
特に「小切開法」は、縫合の状態が解剖学的に理に適っているので、好んでいます。
ほんのわずかなアクセントとニュアンスの変化をくわえるだけで、ぐっと若返らせることができることが多い部位です。
年齢の若い方への、美的ファッションとしての上眼瞼手術の場合は、将来的に、何らかの修正や好みのラインの変化が起こることを想定して手術いたします。
できるかぎりデリケートに組織を温存して「将来のニーズにそなえる」ことが「自分流」のいきついた考え方です。
Posted by 管理者 at 11時30分 パーマリンク
2015年08月31日(月)
クリニックヴィータのHPについて(4):下眼瞼リフトへのこだわり [クリニックにて]
先日、船舶免許の更新にいってきました。
免許の区分は僕が取得したころとは随分変わっていました。
取得も簡易になっているようです。
25年前に「1級小型船舶操縦士」を取得しました。
当時はGPSの機材も発達しておらず、
「海図」とコンパスで自船の位置を割り出して航海するのが主でしたから、海図の記号と三角定規2個の扱いが上手くないと、時間オーバーでアウトだったんですね・・・もちろん六分儀と星座で自船の位置を確認することも必須でした。
エンジン機器関係も壊れるのが当たり前というスタンスで教習をうけました。
プロペラが1軸しかない20トンの船舶で実習でしたから、離岸接岸は、本当に難しいものでした。
今のレジャーボートはプロペラも2軸で、オートマティックのような「ジョイスティック」があり、いわゆるコンピューター制御で離岸接岸もメチャクチャ簡単になりましたが、コンピューターが壊れたらおしまいです!
レジャーボートの事故が急増しているようですが、機器の故障によるものが最多だそうです。
特に水上バイクによる悲惨な事故で死者が多くでていることに驚きました。
現行では水上バイクを操縦する「特殊」免許
や
人を輸送する船長になる「特定」免許は、一般の船舶免許とは別になっていました。
25年前は全ての訓練を1カ月近くうけての免許でしたから、上記の全ての免許が含まれています。
ということは・・・
医師免許、歯科医師免許がなくなっても、
人を輸送する観光船や渡し船の船長で暮らしていけるということですね!
老後の安心材料です(笑)
<ページ8>
<下眼瞼リフトへのこだわり>
年齢とともに、下眼瞼のたるみ・クマが目立ってきます。
頬の高まりの位置が下垂して、下眼瞼と頬のあいだに「インディアン・フォールド」「ゴルゴ・ライン」とよばれる、凹みがあらわれます。印象として、パッと観ても「老化」が際立つ部位といえます。
役者さんが「老けメイク」をされるときに、ここにシャドーをいれれば、何十歳も老け顔にできます。
フェイスリフトでは、顔のタルミを斜め外側に引き上げます。ところが下眼瞼の下垂は真っ直ぐ下へ起こっているので、うまく改善できないことがあります。下眼瞼リフトは、下眼瞼の睫毛のすぐそばからアプローチして、真下へ下垂したタルミを元どおりの位置へ真っ直ぐ引き上げることができます。
簡単にいえば、たるんで下垂した頬を10年前の元の位置に引き上げ、ついでに下眼瞼のシワやクマを改善してしまう。ということになります。
リフトアップですから当然に法令線も改善されます。30年の臨床経験のなかで最も理に適った若返り手術だと考えています。10歳程度は若く見えます。おのずから一番症例数も多く、「自分流」美容外科のなかでも、とりわけ好んでいる手術です。
皮膚と眼輪筋のみを簡易に切除したり、眼袋の脂肪だけを瞼の裏側から減量するような安易な方法を勧めるクリニックもあるようですが、不自然な凸凹ができたり、「あっかんべ−」になるリスクが高くなります。
「自分流」では、皮膚、眼輪筋、隔膜、眼窩脂肪、骨膜を分離してから、丁寧にそれぞれの深さでリフトアップをおこないます。皮膚だけで垂れ下がりの力を支えさせることはしません。
ですから「あっかんべ−」になることはありません。とてもナチュラルな仕上がりになります。
Posted by 管理者 at 10時33分 パーマリンク
2015年08月26日(水)
クリニックヴィータのHPについて(3):フェイスリフトについての考え方 [クリニックにて]
次男の陽介君が算数オリンピックのキッズBee部門で
「金メダル」をとってくれました。
東京の表彰式に母息子の2人旅を楽しんで来たようです。
数学者で大会役員のピーターフランクルさんから
メダルをかけてもらい上機嫌
受賞パーティーをするんですね〜〜
大人の世界です・・・
陽介君の6才の時の将来の夢は
@数学者
A医学研究者
B消防士
C郵便配達員
でしたから、@番には少し近づいたようです・・・
<ページ7>
<フェイスリフトについての考え方>
若返りで最も効果的なのは、やはりリフトアップ手術です。
その中でも、フェイスリフトは美容外科の王道ともいうべき手術だと思います。
リフトアップといっても、皮膚だけを切除する簡易な方法から、SMAS法とよばれる筋膜を引き上げる中程度の方法、さらに深部靱帯という組織を引き上げる複雑な方法まで様々の手術があります。
僕の「自己流」の経験からは、皮膚だけではすぐに後戻りするので論外です。
深部靱帯までリフトするために全身麻酔で7〜9時間を要して、術後パンパンに腫脹することを余儀なくさせても、SMAS法との差違は、僅か2〜3年の効果持続の期間だけです。
4時間程度のSMAS法を丁寧におこなうことが、リスク、ダウンタイムと効果を考えて、最もリーズナブルに良い結果を得られる方法だと考えます。ただし、顔のみのリフトアップでは、輪郭を改善したいフェイスラインがすっきりしません。顎のラインを越えて、頸部までリフトアップすることが効果的です。
口元と顎下の脂肪は、丁寧に吸引・フェザリングすることで、よりきれいな仕上がりにできます。
「クリニック・ヴィータ」では、顔と頚の両方のSMAS法(フェイス&ネックリフト)を標準の術式としています。
安全な静脈麻酔で、穏やかにぐっすり眠られている状態での手術をお勧めしています。
Posted by 管理者 at 10時23分 パーマリンク
2015年08月21日(金)
クリニックヴィータのHPについて(2):設備と薬剤へのこだわり [クリニックにて]
先週からクリニックヴィータのホームページの切り貼りをしております。
今回は2回目となりますが、ページに沿って順に掲載します。
先日、クリニックスタッフと「納涼会」をおこないました。
芦屋モノリスの「アジアンビア」です。
オープンテラスで、優雅に・・・
といいたいところですが、2時間制限、フリードリンク&フードでしたので、
皆、奮起して黙々と飲んで食べてくれました。
TPOの機微が理解できる素敵なスタッフに乾杯!ではなく「完敗?」
<ページ4>
設備へのこだわり
設備へのこだわりゲストの五感に安らぎと,満足をあたえたい・・・落ち着きのあるブラウンを基調として、シンプルなホテルラウンジをイメージして設計をすすめました。意図的に自然光を廃して、全てを調光式の間接照明にしています。一歩、待合ロビーに足を踏み入れられた瞬間に、外界の喧騒を忘れていただきたい・・・そんな思いからです。ゲストの手に触れるものは、全て柔らかく、温かみのある素材を用いました。プロのアロマセラピストが天然オイルのみで配合してくれるアロマを月替わりで楽しんでいただけます。
薬剤・医療材料などへのこだわり
使用する薬剤はすべて正規品です。ジェネリックは使用していません。医療材料も全て厚生労働省もしくは米国FDAの認可をうけているもの以外は使用しません。並行輸入業者からの商材も使用しません。全て正規代理店の正規ルートを通じて入荷されたものばかりです。当然原価コストは割高になりますが、皆様の大切な身体に使用するものですから当然のことと考えます。残念なことに、あたりまえのことがなされていないのが、美容医療業界の実状です。
Posted by 管理者 at 18時27分 パーマリンク
2015年08月14日(金)
クリニックヴィータのHPについて:「自分流」美容外科のストーリー [クリニックにて]
皆様、ご無沙汰しております。
セミリタイヤから復帰後は「クリニックヴィータ」で気ままに診療を続けさせて頂いておりますが・・・
ゲストの皆様から、
「スマホの画面ではホームページが読めない!」
「拡大ができない!」
などの、お叱りを受けております。
そうなんです、「フォトブック」として画像でページを仕上げていますので、パソコンでは読みやすいのですが、スマホでは読めないかも知れません・・・申し訳ありませんでした。
そこで、このコラムに、数回にわたって、「クリニックヴィータ」のホームページを切り貼りさせていただくことにしました。
たいした内容ではありませんが、私「卞 勝人」がいきついた考えに基づくクリニックです。
今後とも、宜しく御愛顧のほどお願い申しあげます。
<ページ3>
「自分流」美容外科のストーリー
1983年に大阪歯科大学を卒業し、歯科医師として口腔外科の大学院へと進学しました。
主に口腔ガンの治療に携わりました。ガン手術で顔の下半分が大きく取り除かれた患者の社会復帰は想像以上に困難な課題でした。
当時の指導医(現在教授)と一緒に、再建手術を学ぶべく日本形成外科学会へ参加しました。大学院2年生の4月でした。そこで、形成医学の秀逸なアイデアと、再建に関する高度な技術を目の辺りにして、動揺しました・・・特に、大阪医科大学の田嶋定夫教授の「顔をプラモデルのように自由自在に移動させる」発表には度肝をぬかれました。
「このまま口腔外科にとどまって頑張っても、形成外科のような再建レベルに達することはできない!」このままでいいのか? 3カ月悩みました。「田嶋先生の門下に入って、再建手術を学びたい!」「顔の形を自由自在に変える知識と技術を学びたい!」すぐに大学院を自主退学しました。背水の陣で医学部再受験に臨むためです。5ヶ月間受験勉強に集中しました。
思いは通じて、大阪医科大学に入学。卒後は迷うことなく形成外科に入局し、田嶋教授のもとでトレーニングをうける道を選びました。本当に多くを学びました。
高知県の基幹病院である近森病院での3年半の救急医療と一般外科研修では、絶対に治療をあきらめない精神と、最新の救命技術を身につけられ、今でも自分の臨床経験の宝です。
形成外科専門医、医学博士と順調に臨床と研究に励んでいましたが、田嶋教授が急病で他界されたのを転機に、大学の医局にとどまる気力に陰がさしこみました。
2003年大学医局をはなれ、自宅がある芦屋で形成外科専門医として開業しました。地元の皆様から、形成外科専門なら、安心して受けられる美容外科も受けたい!という強い希望をいただき、1年後に美容外科として再スタート。
その後は分院アネックスを開設し抗加齢医療専門医を取得、東洋医療・ヨガも取り入れて診療範囲を拡大してきました。様々な医療機器レーザーなどもとりいれ、ダウンタイムがない美容医療へシフトしていましたが・・・何か自分らしさを失っている気がしてなりませんでした・・・
開業10年、臨床30年を越えた今、もう一度、原点の形成外科専門医による信頼できる美容外科手術に回帰すべく、この度、「自分流」の美容外科に専念できる 「クリニック ヴィータ」をはじめる運びとなりました。
Posted by 管理者 at 10時53分 パーマリンク
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