2007年01月31日(水)
美容医療機器のお話し:その1 [美容医療界]
今日は美容医療機器についてお話しします。
医療機器は日進月歩と思われがちですが、新しい治療理論が簡単に確立されるわけではありません。すなわち、新しい機器のほとんどが現行の機器のリメイクです。
それぞれに工夫はされていますが、劇的に進歩しているものではありません。
フラッシュライト レーザー 高周波のいずれかに属します。
ダウンタイムのない美顔でブレイクした<フォトフェイシャル>以来、沢山の機器が出てきました。主な機種として
<IPL・フラッシュライト系>
美顔ブームに火をつけた、オリジナルのフォトフェイシャル「ナチュライト」
高周波を加えて2種類のエネルギーの複合機にした「オーロラ」「オーロラ・プロ」
その後、マニュアル選択の部分を増やしたフォトフェイシャルファーストといわれる「ルミナス・ワン」
吸収パターンを変えて、少しダウンタイムがあるものの高い効果の出せるI2PLの「エリプスフレックス」
これらの機器が1000万円以上と高価なのに対して、廉価機器として簡略化されたフラッシュライト機器としてメディラックス スターラックス・・・etc
<YAGレーザー系>による美顔機器として「マックスピール」「ジェントルヤグ」「ジェネシス」
<シワ・たるみ治療機器>として
高周波を使った「サーマクール」「リラックスF」
レーザーと高周波の複合機「ポラリス」
赤外線を使用した「クールタッチレーザー」「タイタン」
ダイオードレーザーの「バフライト」「キュリア」
一つのメーカーがある理論に基づいた機器を開発すると、あっという間にモディファイやリメイクが加えられて、数社から同じような機器が発売されます。
機種が増えても、治療効果が進化しているわけではありません。
むしろ、オリジナルから後退している機器もあります。
そして、メーカーの売り込み合戦が始まります・・・
この続きはまた明日・・・
Posted by 管理者 at 15時45分
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