2007年02月16日(金)
幸せも中くらいかな・・・ [クリニックにて]
今年の2月14日には、
小学2年生の娘が1人で頑張ってつくってくれたケーキとスタッフからのチョコレートを一気に全部食べ尽くしました。
2日経っても、ニキビはできません。
老化で皮脂腺の活動もダウンしているようです・・・
人生を粛々と消化しながら、小さな特別を積み重ねてゆきたいです。
幸せも中くらいかな おらが春 (一茶)
僕も一句、浮かびました。
すくすくと小さき幸を 重ね育く (勝人)
Posted by 管理者 at 11時13分 パーマリンク
2007年02月14日(水)
近江散策:その1 [街道をゆく<プチ>]
先日の司馬遼太郎記念館のあと、休みになると居ても立ってもいられなくて自分なりの「街道をゆく<プチ>」を始めることにしました。
ずーっと以前から、いつの日かセミリタイアできたら司馬遼太郎先生の「街道をゆく」のような旅をして過ごすことが夢でした。何日も何ヶ月もかけて、ゆっくり旅して、聴き、触れ、嗅ぎ・・・思考し、五感をいっぱいに使って「自分の生きる世界の成り立ち」を感じたいと思ってきました。
セミリタイアはまだまだできそうにありませんが、
休日に日帰りでいける「<プチ>街道をゆく」なら、今からでも始められそうか・・・と考えはじめると、じっとできなくなり、
早速、司馬先生をまねて琵琶湖の東「近江」から始めることにしました。
近江商人のふるさと、近江八幡は昔の町並みが保存されています。
「売り手よし、買い手よし、世間よし」
現代企業にも重要な示唆を与えてくれる
「三方よし」の商い倫理を生み出した、空気を感じながら2時間ほど散策しました。
屋形船で水郷めぐりも楽しめます。
家々の裏口は水路に面しており、流通に合理的な造りです。
100年ほどタイムスリップした気になります・・・
どこかから
「おきばりやす(精を出して働くこと)」という挨拶が聞こえてきそうです。
おやっ、これはこれは・・・モーガンのツーリングも、
この街並みではモダンな馬です。
奢ることなくケチることもない生活を「大黒(福徳)」とし、正直、堅実、倹約に努めた商人たち・・・ケチと始末は違うことを理解すべし・・・と。
当院も「始末してきばる」を掲げましょう。
明日からは、スタッフの挨拶も
「おきばりや〜す」にして下さい・・・(笑)
近江八幡のあとは彦根に足をのばしました・・・次回へ
Posted by 管理者 at 17時59分 パーマリンク
2007年02月07日(水)
MENAをコンセプトとして [クリニックにて]
MENA_
Medical care for Every Neat Aging
メナとは
「素敵に年齢を重ねるためのメディカルケア」。
芦屋ベンクリニックのアンチエイジング医療の新しいコンセプトです。
僕は、これをMENAの略語で呼び、今後、積極的に展開してゆきたいと考えています。
MENAの「N」が示すNeat(ニート)という英語は・・・
neat〔ni:t〕_a.きちんとした,整った〈形をした〉,〈服装などが〉こぎれいな,さっぱりした,素敵な,_きれい好きな〈人・習慣など〉,身だしなみのよい、という意味です。
定職を持たない意味の「NEET」とは違う言葉です。
単に「健康・長寿」を目指す既存のアンチエイジング医療も、ひたすら「美」を追究する既存の美容医療も、僕はあえて「ノー」と言います
貴方にとっての「ニート」実現しながら、今を若々しく素敵に生きることの方が_大切ではないでしょうか・・・
病的な状態を正常に修復するためのメディカルケアではなく
「ニートさを取り戻すために必要なメディカルケア」という概念があっても良いと考えます。
医療分野を問わず、ニートさに必要なケアを選び出して、安全・快適に御提供するということが、僕の「ニート・メディカル論」。
「ニートな自分を維持しながら素敵に年齢を重ねていく」のがMENAの
Neat Aging という概念です。
個人が求めるニートさは、年齢や社会性でそれぞれで異なります。
正常や異常の物差しで測ることはできません。
例えば、「顔のシミ・くすみ・シワ」「顎・頬・瞼のたるみ」「肥満」「薄毛」・・・小さなニキビやホクロのひとつ・・・
瞼の悩み、バストや外性器の悩みでも「ニートな自分が損なわれている」と感じている人がいます。
「まぁ、このままでもいいか・・・」「いまさら、この年齢で・・・」なんて、けっしてお考えにならないでください!
毎日、入浴し服装や髪型に気を配ったりするのと同じ感覚で
形成外科・皮膚科・美容外科を取り入れるインナーメイクという考え方で、貴方のニートをサポートします。
MENAの概念は、外面・容姿だけにとどまりません。
内面・精神面に対するケアも重視します。
健康・不健康よりも「心の豊かさ」を大切に考えます。
健康のため大好きなシガーやワインを止める・・・よりも、シガーを楽しみワインを飲んでワイワイと賑やかな時間を過ごす! ダイエットのために甘いものはいっさい口にしない・・・よりも、 時には大好きなスウィーツをお友達と存分に楽しむ!この方がアンチエイジングのためには良いのかもしれません。
ホルモン補充、サプリメント、さらにオーダーメイド点滴やキレーション、高周波温熱療法、高圧酸素カプセル・・・など、二日酔いやダイエットによる障害を和らげ、防止する_方策はあるのですから・・・
医療は、健康保険という物差しで「病気や疾患を予防治療する」だけのものではありません。
最新医療を「自分の目的」のために、上手く取り入れていくことが大切だと考えます。
MENAが変えようとするアンチエイジングの概念。
それは、「ニートな自分の実現」を目的にした、豊かな人生をイメージさせるもの。
若さと健康は、人間関係の中でパートナーにどう受け入れられるかという、とても社会的な身だしなみでもあるのですから・・・
幾つになっても、積極的に社会に溶け込んで、楽しくイキイキと生きていく・・・
そんなニートな人生の実現のために、
芦屋ベンクリニックとヴィータスペリオーレ倶楽部はMENAで皆様をサポートしたいと考えています。
Posted by 管理者 at 10時53分 パーマリンク
2007年02月06日(火)
東京丸の内にて<日本抗加齢医学会講習会> [ビジネス散歩]
週末に東京へ出張してきました。
日本抗加齢医学会の専門医受験資格を取得するためには規定の単位が必要です。
今回の講習会で5単位取得。是で受験資格に必要な30単位がそろいました。
夏に試験があります。この年になっても試験からは、なかなかサヨナラできないものですね・・・
土曜日は東京駅を見下ろせる丸の内ホテルに泊まりました。あの書籍の「丸善」上階にあるホテルです。
部屋でクリニック関係の仕事を片付けたあと、夜中の1時頃ホテルの7階にあるシガー・バーへ行ってみました。入り口の横に3畳ほどある湿度温度調節された、ガラス張りの素敵なシガー・ストックがありました。世界各国のシガー数百本が整然と並べられて、ワクワクさせられる演出です。
僕はお酒を楽しむときに、シガーもやります。
ここ数年、素敵なホテルにはシガーバーができてきました。
シガーはタバコのようには吸い込まなくて、香りを楽しむ嗜好品です。
「シガーに変えて、禁煙出来たよ・・・」なんて、話が出るほど、禁煙運動から少し外れたところで、密かに流行しているようです。
実はシガーには男性ホルモンを分泌させる作用があることが分かっていますが・・・医学界ではタバコの効用を口にするのは禁句になっています。
今夜のシガーは、ダンヒルチャーチル・ラモンアロネス・モンテクリスト・・・グラスにはマッカラン18年、アレキサンダー・・・他、バーボン、シャンパン・・・etc
ほろ酔い・・・?で深夜のTOKIOを楽しみました。
店内はジャズに外国人ゲストの会話(これも理解できない時にはBGMですよね)
一人旅の夜は静かにゆっくりと流れます
窓の外は東京駅、向こう側の八重洲口にある東京大丸のマルコレでは僕のコスメ達がお世話になっています。大丸東京店は今秋に高層ビルに生まれ変わります。
ドクターベン・シリーズもショーケースからこうして東京駅を眺めてくれると思います。
Posted by 管理者 at 18時02分 パーマリンク
2007年02月05日(月)
<知っているようで知らない「ビタミンC」のお話し> [クリニックにて]
老化の大きな要因として、生体の「酸化:錆びること」があげられています。
健康食品ブームの中「抗酸化作用」を謳った商品の人気が上昇しています。
ところで、皆様は人間が利用できる抗酸化物質の代表をご存じですか・・・?
水溶性ではビタミンC、脂溶性ではビタミンEがあります。
「な〜んだ、そんなのコンビニの食品にも入っているから不足しないです・・・」
と、言う方もおられると思います。
でも、待ってください。食品に添加してあるビタミンCやビタミンEは食品そのものの酸化を予防(身代わりに酸化される)目的で添加されているのですよ。
例えば、コンビニのペットボトルのお茶にも成分表示にビタミンCが書いてありますが、これはお茶自体の劣化を避けるため身代わりに酸化されるように添加されています。すなわち、購入した時点で抗酸化力は使われてしまっています。
そのお茶を飲んだ皆様には役に立ちません。
メーカーの<錯覚商法>に欺されているのです。
何故、フルーツをはじめ多くの植物にビタミンCが含まれているのでしょう・・・?
答は、植物自らが紫外線などで酸化されて老化するのを防げために、せっせと作り出して、しっかり貯蔵しているからです。動けない植物が唯一自らを守る大切な成分なのです。
ほとんどの動物はビタミンCという「素晴らしい抗酸化物資」を自分の体内で合成することができます。
ところが、驚くことに、我々人間はビタミンCを体内で作ることができません。
食物栄養素として摂取するしかないのです・・・
「ふんだんの果実と菜食中心で生きていきなさい!」と、いうことなのでしょうね・・・
細胞膜の酸化はビタミンEが代償してくれますが、酸化されて「役に立たなくなったビタミンE」を、直ぐに還元して「元の役に立つビタミンE」に戻すのがビタミンCです。
ビタミンCの素晴らしいところは、他の物質は酸化されると毒性を持つのに対して、自らが酸化されても無害で体外に排出されるところです。
これほど大切で万能の抗酸化物質「ビタミンC」を皮膚からも吸収できる「誘導体」の形にして配合してあるのが、僕が監修した「ドクター・ベン シリーズ」です。
Posted by 管理者 at 15時05分 パーマリンク
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