芦屋ベンクリニック:Dr.Benの本音トーク!TOP
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2007年04月12日(木)

セミリタイアの後は・・・ [休日に・・・]

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普段はオーナーしか入れない場所です

新西宮ヨットハーバーで開催されたマリンショーに出かけてきました。
僕は20年以上前に、「小型1級船舶免許」を取得しましたが、その後は友人のボートに数回便乗させていただくだけの「ペーパードライバー」です。
今回も、ベルポート芦屋に別荘を建ててマイボートを稽留している友人の招待で久しぶりにボートを楽しむ事ができました。

ベルポート芦屋は日本でも珍しく、自分の家の横に船を係留できる素晴らしいマリーナです。
友人宅は「世界バリバリバリュー」でも紹介された豪邸です。

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手前から3軒目が友人宅です

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フライングブリッジから・・・

潮風の香りを楽しみながら、ゆらゆら浮かんでいるのは、何とも言えず幸せな気分ですね・・・

僕の夢は、セミリタイア後の「プチ街道をゆく」とマリーナに浮かべた船上で読み書きしながら過ごすことです。

夢を見させてもらったので、明日からも頑張れそうです。

Posted by 管理者 at 18時04分   パーマリンク

2007年04月05日(木)

厚生労働省の「医師等資格確認検索」 [美容医療界]

尊敬している皮膚科のT先生のコラムに面白いリンク先があったのでご紹介しておきます。
厚生労働省の「医師等資格確認検索」です。
医師や歯科医師の資格を確認できるサイトです。卒業年度も分かります。

僕自身をチェックしてみました。歯科医師でも医師でも登録情報は正確でした。当然なんですが、なんだか、ホッとしました。

一般にある診療科の専門医を受検する資格を取得するだけで5〜6年必要です。医師の間でも少なくとも一つの診療科を5〜6年はトレーニングしないと「ものにならない」と考えられているからこそ、各科ともに、その年数のトレーニングが資格条件になっています。
僕は形成外科の基礎トレーニングのために、教授から科された「一般・外科研修」として救急医療と一般消化器外科を3年半修行しました。
1カ月に救急車による搬入が600件もあるハードな病院でした。
いわゆる「もうちょう」と呼ばれる虫垂炎の手術は200例以上執刀しました。胃切除や胆嚢摘出手術も数例執刀しました。しかし、自分のことを「消化器外科医」とは恥ずかしくて口が裂けても言えません。

このコラムの読者の皆様は、特殊技術が必要な職種で「一人前」と呼ばれるのにどれくらいのトレーニング(修行)が必要と考えられているでしょうか・・・
基礎のトレーニング無しで、いきなり本番を数年経験しただけでベテランと自称することが、「美容業界」では通用しています・・・
皆様の担当医師の卒業年度から、経歴内容のトレーニングに無理がないかチェックされてみるのも意味があると思います。

ベンクリニックは外科の基礎を十分にトレーニングした後、形成外科の専門医を取得した常勤医師が診療にあたっています。
少なくとも、考えたデザインの通りに切開して、考えたデザインのように縫合できるトレーニングは終えています。
皆様にMENAを御提供するために、新しいアイデアと仕上がりの上質を日々、研鑽しています。

Posted by 管理者 at 20時32分   パーマリンク

2007年04月03日(火)

わきが手術:本音トーク [美容医療界]

ワキガ(わきが・腋臭症)と多汗症の手術が多くなるシーズンになりました。
ベンクリニックでも連日、手術予約でいっぱいです。
健康保険で悩みが解消できる「皮弁法」は、直接アポクリン腺を見ながらハサミで切除しますので、再発はほとんどありません。
ここで、僕の「本音トーク」です。
僕自身は皮弁法を500例以上行っていますが、アポクリン腺組織は刃物で切除しないと絶対に除去できない組織だと思います。直接見ながら確実にハサミを入れても、簡単に切除できないほどしっかりと皮膚と一体化しています。皮弁を上手に飜転して端までしっかり剪除するには、50〜100例ほどの真剣な手術を経験する必要があることが、今まで後輩を指導してきた印象です。慣れない頃は両脇で2時間以上掛かることもあります。きちんと剪除するには、それなりの時間が必要です。
皮弁法でも傷の小ささを競うような広告を目にしますが、3cmは切開しないと端は見えません。手術に魔法の杖や手品はありませんので、皆様の良識を働かせることをお勧めします。
メディアに多数露出している「超音波法」で崩れるのはほとんどが脂肪組織です。超音波吸引法の再発を数例、皮弁法で手術しましたが、脂肪が吸引されているだけで、アポクリン腺はほとんどそのままという症例ばかりでした。よほど上手に操作しないと効果を出すのが難しい方法だと思います。
ローラー付きの器具で挟んで擦り取る方法も、僕には理解できません。
アポクリン腺が除去できるほど鋭利な刃物なら、はさんで擦るという操作で皮膚を相当傷めてしまうと想像します。ワキは複雑な立体的局面で構成されています。大きな平坦な器具で紡錐形の端が処置できることは理解できません。実際にこの方法の再発例を皮弁法で手術すると、皮膚のダメージによる拘縮が強く、剥離に難渋しますし、器具が入りにくい乳房側の端の取り残しが印象的です。
普通の脂肪吸引に準じた吸引法でも、術者が熱心に吸引すれば、効果が有ると思いますが、かなりの労力(術者は汗びっしょりになるはずです)が必要ですから実際にはそこまでされている先生は少ないと思います。
皮弁法をしっかり行うのが、効果の面ではベストです。
ただし、傷跡の問題が気になる人には、「クワドラカット法」を行っています。この方法は回転する刃物と吸引のハイブリッド機器を使用しますので、実際には刃物で切除しています。傷跡は5mm程度です。
ただし、クワドラカット法は上手く操作しないと、しっかりすればするほど皮膚が穴だらけになります。実際には「穴だらけ手術」しかできないので撤収されたドクターもおられると聞いたことがあります。反対に15分ほどしか時間を掛けない先生も多くおられるそうです。見学に来られた先生が、ベンクリニックの「クワドラカット法」があまりに丁寧で時間を掛けて行うことに驚かれたことがあります。
痛みに対しても、社会生活復帰に関しても「ベンクリニック品質」の手術を今後とも研究してまいります。
最後に、どのような手術方法でも、効果がでるだけしっかり行えば、皮膚は一度ダメージを受けて、「拘縮(縮む)」や「色素沈着」を起こします。
時間をかけて回復するものですから、しばらく我慢が必要になります。
術後の状態の事ばかりを気に掛けていると、思わぬ「甘い言葉で美容の落とし穴」に引き込まれかねないので、御注意下さい。

多汗症のボトックス治療には、中国製などの安い薬剤を使用されるクリニックが多いといわれています。当院ではコストはかかりますが、米国アラガン社のBOTOXを1回で80〜100単位(1バイアル全部)を使用しています。コストばかりに目を奪われると「ベンクリニック品質」は維持できないと考えています。

久しぶりの辛口「本音トーク」でした。

Posted by 管理者 at 18時13分   パーマリンク

2007年03月24日(土)

薄毛の悩みに「理想の治療」 [クリニックにて]

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植毛専用医療機器:オムニグラフト

薄毛の悩みの方に「自毛植毛」のお話しをすると、ほとんどの方が「人工毛植毛」と勘違いされている事が分かります。
人工毛を頭皮に埋入することは、むしろ危険でアレルギーも必発のため絶対にお勧めできません。
最近は特殊なノリで頭皮にひっつける「ヘアコンタクト」が広告されていますが、実際に御利用の方に伺うと・・・
「1セット100万円掛かった」
「1カ月に一度メンテナンスとしてノリの付け直しをしなくてはいけない」
「メンテナンス前になると、周囲からも明らかに浮き上がっているのがわかり不自然でハラハラさせられる」
「今後もコストが掛かりつづけることに不安がある」
とのことでした。
当院で行っている「自毛植毛」はカツラでも人工毛でもヘアコンタクトでもありません。
御自身の毛を薄毛の部分に植毛します。95%以上の生着率で、一度生着すると生涯抜け落ちません、もちろん周囲の自分の毛を何ら変わりなく、同じペースで伸びます。周囲からは絶対に分かりません。
毛を採取した部分(主に後頭部)も手術前と変わりません。毛を取った部分が薄くなることはありません。
生涯メンテナンスフリーで、コストも結局は安くつきます。

全く持って理想の手術だと思います。

欠点を上げろと言われると・・・
密度がカツラのようには密にできない事があります。
ただし、植毛が必要な部分の周囲は密度も自然と疎になっているわけですから、むしろ自毛植毛の方が自然だと思います。

当院で自毛植毛を受けていただいた方の「喜びの声」に比べて、あまりにも一般の皆様が、この素晴らしい治療方法を知らないことに困惑し続けています・・・
啓蒙が悪いのでしょうか・・・
僕はどうして、こんなに理想的な治療方法がもっと「薄毛の悩み」の方に拡がらないか・・・不思議でなりません???。
このコラムの読者の方で、薄毛で悩まれている方をご存じの方は、是非、ベンクリニックの受診をお勧め下さい。
自毛植毛を専門にしておられるヘアーサロンのようなクリニックもありますが、僕はきちんとした手術設備が必要だと考えています。
ベンクリニックでは、
フランス製の最新鋭自毛植毛機器「オムニグラフト」を中心に、生え際やデリケートな部分は「チョイ式」の手植え方式を取り入れて、より自然な仕上がりを追求しています。
その他にも、
医療機器を使用したヘッドスパによる頭皮ケア
医薬品(内服・外用)によるメンテナンス
など、医療機関ならではのクオリティーです。

ベンクリニック品質の自毛植毛を多くの方に知っていただきたいです。

Posted by 管理者 at 15時43分   パーマリンク

2007年03月17日(土)

誠実な姿 [クリニックにて]

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新幹線に乗ると、富士山を観るのが楽しみです。
孤高の山、静かでなだらかな立ち上がりが好きです。
今回の東京出張でも、素晴らしい富士山に
会えました。

子供のように、座席に膝で立ち、その姿が見えなくなるまで、窓に顔を押しつけて見とれます。


僕は富士山に「誠実」を感じます。気持ちが「凛」とします。

嘘だらけの誇大広告、美辞麗句の洪水、素人の錯覚を誘う「確信犯」詐欺・・・
僕の自宅でも最近、「もう、いい加減にしてくれ!」と言いたいような数々の美容クリニックの広告が目につくようになりました。
医師としての本業を忘れて、自分の専門としてきたこととは関係ない美容医療をしようとしている「ドロップアウト医師」達の「二重価格」「赤札」商売路線には、うんざり・・・という気分です。

形成外科のトレーニングなど何もしていないのに形成外科を標榜しているクリニックにも、???です。自分や家族のケガはきっと「本物」の形成外科にかかるのではないでしょうか・・・医師のキャリアを何も知らない患者様には迷惑なことだと思います。「形成外科」はサブで標榜する科目ではないと思います。きちんとしたトレーニングを受けた形成外科専門医が標榜すべきだと思います。

久しぶりに富士山を観て、嘘のない「誠実」な姿にホッとしました。

最近、知り合いの先生(医師)の方のお子様のケガを診させていただく機会が続きました。同じ医師から信頼されることは嬉しい限りです。
形成外科医の本分と、形成外科の一部である美容外科を「誠実」にやっていきたいと思います。

Posted by 管理者 at 13時13分   パーマリンク

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