2007年08月13日(月)
<没後10年 麻田浩展> [休日に・・・]
日曜日に、京都国立近代美術館へ出かけてきました。
<没後10年 麻田浩展> 、圧巻でした。
日頃、自分が「夢」で体験しているような構図に、精密極まりない技法を駆使した描写・・・デビューから時系列に展示されていたので、作者の心の変遷がわかり楽しめました。
僕は絵画の方に手を伸ばした事はありませんが、父親が晩年、油絵を描き、展覧会のような事もしていたので、それなりに興味はありました。
今回の麻田浩さんの作品を拝見して、自分の心の中にもある<原風景>に出会った気がしました。
自分の脳内イメージを、キャンパスに吐き出せたら・・・こんな、だろうか・・・???と感じてしまいました。
自分が立っている「大地」や「歴史」・・・「文明」が内在しているイメージが、怖くなるほど克明に描写されていました。
晩年の作品を見ていると、胸が締め付けられて、息苦しくなり動けなくなりました。
美術作品でこんな体験をしたのは初めてです。
画集を買って帰り、何度も見入っているうちに、筆が持ちたくなりました。
早速、油絵を習いに行こうと思います。
9月17日まで開催されているようです。
Posted by 管理者 at 18時50分 パーマリンク
2007年08月08日(水)
エイジングに憧れました・・・・ [アフター20:00時]
ブルーノート大阪へGM佐野さんと一緒に
ナベサダこと渡辺貞夫氏のステージを聞きにいきました。
ブルーノート大阪は本日8月8日をもって長い歴史を終えます。
オープンの時のこけら落としが「ナベサダ」さんだったそうです。
そして、最終ステージも「ナベサダ」さんでした。
渡辺貞夫さんは50周年を迎えられました。50thアニバーサリーのCDは時々、聞いているのですが、「ナベサダ」はライブステージこそが圧倒的に
「Good!!!」だと知りました。
僕もアルトサックスをやっているので「神様のような手」で握手していただき、サインと写真も「パチリ!」
何か、言葉にできない「幸福」を感じました。
これで、僕のサックス上達も間違いなし!!でしょうか・・・??(笑)
巷では、「フレッシュなものがよい」「若さを保つアンチエイジング」
などなど、新しいものが取りざたされていますが、
熟しきった果実の味は、また格別だな・・・と再認識しました。
肩の力が抜けて、前へ前へという気負いもなく・・・しかし、骨太で
味わいのあるステージに感動しました。
何よりも、音楽を心から楽しまれているのが、ひしひしと伝わってきて、
久しぶりに、他人の人生に
「楽しんでるよな・・・」「羨ましいな・・・!!」
と心の底から感じました。
人生を楽しみながら、何か「良い感じの爺さん」になっていく・・・
自分が年齢を重ねていくことに「YES!!」と言わせてくれる
そんな、素敵なステージでした。
加齢(エイジング)でしか、なしえない素晴らしい世界がありますよね・・・
Posted by 管理者 at 10時13分 パーマリンク
2007年07月27日(金)
もうすぐ10万アクセスです [クリニックにて]
おかげさまで、このコラムのアクセスは本日までに
98072回
と10万回に迫ってきました。1日平均500名の方々にアクセスいただいております。
ありがたいと思っております。
皆様、いつもありがとうございます。
今後も、なかなか他では聞けない<本音トーク>を心がけたいと思います。
差し支えなければ、ページの右上にある
<このサイトを友人に紹介する>
の、ボタンを御利用頂ければ幸いです。
Posted by 管理者 at 15時48分 パーマリンク
美容医療機器導入のタイミング [美容医療界]
美容医療機器は同じ目的でも、各社から沢山の種類が出ています。
最初の機器が発表されてからの導入タイミングを間違えると、不満足な結果しか出せない機種を導入することにもなりかねません。
ベンクリニックの施術で人気No.1は
医療レーザー脱毛:newGentleLASEで今のところ世界最速の処理能力だと思います。
次に、しみ・くすみ・毛穴引き締めなどの、一般的なスキンリジュビネーション(若返り)に
フォトRF<SRAヘッド>:当院は超高出力で安全に照射するプロトコールを持っています。4年間の工夫の蓄積の成果です。
小じわと皮膚の引き締めには
ポラリス:ダイオードレーザーとRF(ラジオ波)のコンビネーション治療
です。最近、廉価版脱毛器をたるみ治療に転用しているクリニックがありますが、目的に叶うデータは出ないはずです。ポラリスは引き締めの専用機です。
毛穴の引き締め、しみ、母斑、入れ墨の治療には
Q−YAGレーザー(MAXU):Qスイッチがついているので深い部分にエネルギーが到達します。カーボンオイルと組み合わせて毛穴を引き締めます。
皮膚のリサーフェシング(表面を入れ替える)には
マイクロダームアブレージョンやオバジ・ニューダームを使用していますが、ニキビ痕などには炭酸ガスレーザーで積極的に削皮していました。
数年前から「フラクショナルレザー」と呼ばれる、皮膚に等間隔で小さな穴を開けては治癒を待つ、ということを繰り返して、結果として皮膚を入れ替える・・・というレーザーが臨床で応用されています。
フラクセルTとU、アファーム、ピクセル、モザイク・・・などがあります。
当院も「フラクショナルレーザー」はすでに全てのメーカーにお願いして、デモ機をクリニックに持ち込んでいただき、スタッフ数名で「ベンクリニック品質」に適うものかどうかをチェックいたしました。
機器がある程度成熟するのには時間がかかります。
患者様に使用するのに、明らかな弱点(痛すぎて出力が上げられない・・・など)を認知しているのに、慌てて最初にフラクセルTを購入された先生方は、不満が解消されて新しくUにバージョンアップされると同時に買い換えをやむなくされておられます・・・多額のコストがかかりお気の毒なことです。
機器の理論が正しくても、臨床応用には問題点が残ったまま販売される機器は後を絶ちません。同じ理論での廉価版も他社から必ず販売されます・・・
同じ理論の各社の機器が出揃ってから、じっくり選定を開始して、お使いの先生方に十分、臨床の実際をうかがってから決定する事が確かなものをゲストに御提供できる方法だと考えています。
当院としては「フラクショナルレーザー」も出揃ったかな・・・と感じ始めました。
いよいよ機種を選定して導入を計画いたします。
Posted by 管理者 at 13時25分 パーマリンク
2007年07月24日(火)
世界に先駆けてモニターに抜擢されました [美容医療界]
昨日、イタリアの一流メーカー(プロモイタリア社)から、今年の10月に世界発売開始予定の「新しいリフト用の糸」が、世界に先駆けて当院だけに送られてきました。
昨年のセミナーでメーカーのマネジャーに
「日本ではまず、芦屋ベンクリニックで使用して欲しい」
と、言われていたことが実行されました。
当院の「嘘のない確かな治療姿勢」が評価され、芦屋のこんなに小さなクリニックに、世界に先駆けて新製品をモニター領布していただき光栄に思います。
当院では昨年もFDAの認可を得たばかりのヒアルロン酸「ジュビダーム・ウルトラ」と「ジュビダーム・ウルトラプラス」を日本で初めて使用するモニターに選ばれました。
当院のモニターの結果「良好な使用感」と報告したところ
このヒアルロン酸はその後、爆発的に輸入されています。
実は、最近、お金を出して講習を受ければ誰でもできる事を、あたかも最速・最先端のように告示しているクリニックの広告に「またか・・・と」うんざりしていました・・・多くの良心ある医師なら考えるように、スタッフ施術などで結果を検証しないと、まだ患者様に応用するには時期尚早と考えながら「鬱々」していたところに
一流メーカーから新材料の「日本代表モニター」に選んでいただけた事で何か「スッキリ」しました。
今回の製品は当院でも一番多く行われている「V−トーシス」というスレッドリフトの方法に使用できる、両端に直針がついた両方向性の糸で、世界で初めて「吸収されるタイプ」のものです。
現行の吸収性の「ハッピーリフト」という糸はV−トーシスには使用できません。
やっと、理想のスレッドリフトに近づけたと思います。
日本で初めて使用する「重責」をしっかりと遂行したいと思います。
モニター領布分は、既に先着予約で終了しました。10月からは供給が開始される予定です。
先着予約に間に合わなかった方は、もうしばらくお待ちいただけますでしょうか・・・
Posted by 管理者 at 18時52分 パーマリンク
【 過去の記事へ 】