2009年09月03日(木)
形成外科 [形成外科]
本日も御来院がありましたが、
一般的に皆様が「形成外科」にと思われるのは
けがの時ではないでしょうか?
御近所の方々や周囲の学校・幼稚園・
保育園の先生やお母様方でしたら
”ベンさんとこ行ったら傷きれいにしてくれるよ!”
と言われた
当院を御存じない方でも
”傷やったら形成外科行き!”
と聞いて調べた
と言って日々御来院されます。
傷がきれいに治る秘訣はひとつです。
「乾燥させないこと!」
これにつきます。
昔は、乾燥させてかさぶたを作って治していましたが、これは古い発想で、今の医学ではありえません。
けがしたての傷が、グチュグチュするのは、傷を治すために体の中から血の中の血小板や白血球などの成分が、滲みだして活動しているからです。
傷が治ろうとするから、ジュクジュクしているのです。
決して、かさぶたを作らないようにご注意ください。
Posted by 管理者 at 18時05分 パーマリンク
2009年09月02日(水)
形成外科 [形成外科]
形成外科とは?
いまだによく聞かれる質問です。
見た目の外科など、様々な説明をさせていただきますが、
僕の表現力では、一言では
言い表せませんので、様々な例を用いながら説明でせていただきたいと思います。
まずは、少し堅くなりますが
僕らの所属する 国の認める機関である
日本形成外科学会のホームページを参照しますと、
形成外科で扱う疾患として
1.新鮮外傷、新鮮熱傷
2.顔面骨骨折および 顔面軟部組織損傷
3.唇裂・口蓋裂
4.手、足の先天異常、外傷
5.その他の先天異常
6.母斑、血管腫、良性腫瘍
7.悪性腫瘍および
8.瘢痕、瘢痕拘縮、肥厚性瘢痕、
9.褥瘡、難治性潰瘍
10.美容外科
11.その他
となっております。
こう書かしていただいても”ピン”とこないと
思います。
順を追いながら、少しずつご紹介させていただきます。
Posted by 管理者 at 23時30分 パーマリンク
2009年09月01日(火)
スキンリサーフェシング [ドクター・ブンのつぶやき]
話の続きで スキンリサーフェシングについて
リサーフェシングとは、
re:再生 surface:平らにする、表面化する
の組み合わせで、肌の表面を削って肌を若返らせる治療のことを指します。
最も身近なのは、ピーリング(ケミカルピーリング)でしょう。フラクセルやブリッジセラピーは、レーザーでのリサーフェシングの治療となるのでしょう。
このリサーフェシングの治療効果は?
シミ
しわ
たるみ ・・・
肌の老化の改善になります。
となると、どうしてもより高い効果を望まれますよね
ですので、治療も徐々に強くエスカレートしてきます
ディープピーリング
ブルーピール
サイトンレーザー などです。
アメリカを中心にこれらの治療が次々に開発されてきました。
”サイトンレーザー”は、アメリカでは KING OF LAZER とまで呼ばれるほどでした。
KING ! ですよ。
しかし、日本を含めアジア圏では・・・・・
でした。
なぜでしょうか?
肌の違いからです
@色素沈着
我々の肌は、強い治療を行うとその後日焼け後の
ような赤黒くなった状態が半年ほど続く
A瘢痕形成
我々の肌は、傷を残しやすい
結果、これらのダウンタイムと呼ばれる期間が長いのです。
一方、白人の肌はこれらの症状は、起こしにくいのです。
ですので、白人は強い治療が行えますし、安全に効果を享受できます。
ですので、
話は聞いたことあるよ!
あれ?でも、見たことはない!
という方がほとんどではないでしょうか?
サイトンレーザーに続いて登場した、”パール”というレーザー機器もありましたが、最近はどうしているのでしょうか?
では、フラクセルは?
と言いますと、
これらの副作用を最低限に抑えるために、ミニマムダウンタイムという発想から治療を面ではなく、点の集まりにしようと開発されました。
これが、フラクショナルレーザー 達です。
手術以外で、やっとミニマムのダウンタイムが
数年前よりOKになってきたところでしょう。
色素沈着とは、このようなものです。
ちょうどテストで、フラクセルUをアグレッシブに手の甲に照射して1カ月目です。
ごらんください。
Posted by 管理者 at 16時53分 パーマリンク
2009年08月31日(月)
たるみ <上まぶた>その2 [成院長からの一言]
先日は眉下切開による上眼瞼除皺術をお伝えしました。
今回はもう一つの上まぶたのたるみ改善手術(眼瞼の余剰皮膚の切開による除皺術)について、述べます。
この切開術の良いところは、二重の線に沿った痕(キズあと)だけが残り、目立たないところです。二重の線のある方は、その部分を利用して、また一重の方は新たに二重を作る手術として受けていただけます。こちらの手術も上まぶたの皮膚(たるみ)を紡錘形に切除して余剰部分を取り去ります。
眉下切開よりは、手術直後のまぶたの腫れは大きくなりますが、目を開けている状態では、目の周囲にキズあとは全く見えません。すっぴん状態でも問題なしです。
どちらの手法でも仕上がりは自然な状態に落ち着きますが、個々のたるみ部分、たるみの量、たるみのかぶさる状態により、どちらの手術が適しているかを判断しています。
たるみを取った後(上眼瞼除皺術後)の爽快感は、皆さん大変満足していただいています。
もしその爽快感を手術前に少し味わいたい方は、たるみ部分の皮膚をテープで上方に引き止めてみて下さい。(たった数分でも)
心地よい視野を感じ取れると思います。さあテープのご用意を・・・?!
Posted by 管理者 at 18時37分 パーマリンク
2009年08月29日(土)
ブリッジセラピー < フラクセルU? [ドクター・ブンのつぶやき]
昨日、あのように申しました理由は?
と言いますと
eCO2も含めてCO2フラクショナルレーザーは、
昨日 原理を御説明した通り、肌に傷をつけます。
お顔の肌の20%弱が、傷だらけという事です。
こけてお顔をすりむいた状態を御想像ください。
・施術後 数日 出血する
・約1週間ぐらいは次々とかさぶたができてくる
・約1週間ほどは、傷がある状態で、お化粧も困難
・肌のバリアーが失われている(傷がある)ので、
細菌による感染のリスクがある
等です。
この治療は、以前よりひどいニキビ跡を改善するために、炭酸ガスレーザーやエルピウムYAGレーザーで広範囲に肌を削るという方法で行われてきたものです。
術後は、約二週間ほど、塗り薬とガーゼでカバーを行い、その後半年間は色素沈着と言って皮膚全体が火傷後のように赤黒くなります。
このダウンタイムを減らすために、フラクショナルレーザーが、出てきたのが今までの歴史だったのですが・・・
ダウンタイム・リスクと効果を考えますと、
現状では、フラクセルUの方が総合的に安全性が高いと言えることは、間違いないでしょう。
Posted by 管理者 at 14時41分 パーマリンク
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