芦屋ベンクリニック:ドクターズ・コラム[アネックス院長&本院院長のコラム]!TOP
このサイトを友人に紹介する お気に入りに追加

2009年09月15日(火)

胎盤エキス(プラセンタ)、ラエンネック [成院長からの一言]

本日、クリニックでは午後より全体ミーティングを行いました。

日本製物製剤より、穐西治男様を講師に迎えて、プラセンタ(ラエンネック)の勉強会を行いました。製剤過程から、安全性、昨今、話題になった狂牛病プリオンに対するリスクが事実上「ない」に等しいことなどを、スタッフ全員で再確認しました。穐西様、ありがとうございました。

一般の方では、2〜5アンプル(1アンプル=2cc)を1回に注射・点滴することを推奨するとのことでした。
驚いたことに最高では20アンプルされる方があるとか。これは特別で慢性関節リュウマチ患者さんの治療として使っているそうです。

当院のような抗加齢クリニック以外の一般クリニックでは、腕やお腹に2アンプルを皮下注射することがほとんどですが、ベンクリニックでは、3アンプルから5アンプルを点滴に入れるスタイルを御提案しています。
皮下注射は2アンプルが限界で、しかも、痛みが強いですが、点滴は快適です。当院スタッフの全員がプラセンタ注射を受けていますが、4アンプルが主流なので、圧倒的に点滴です。

プラセンタの効能は、多岐にわたります。
やる気、元気が出る・元気になる、肌の張りを出す、美白作用、肝臓機能の改善、新陳代謝の促進、自立神経系やホルモンなどの調節、免疫力を高める・・・など様々な作用があります。

また現在製剤となっているプラセンタの種類は、人はもちろん豚、馬の胎盤からも作っているものがあるそうです。これは一般的ではありませんが、植物由来のものもあると聞きました。現在の技術はすごいですね。

古くは古代クレオパトラの時代から若返りの妙薬として愛用されていたと言われています。まだプラセンタを受けられていない方、この効果を是非実感してみて下さい。

画像(320x182)・拡大画像(640x364)

ラエンネック

Posted by 管理者 at 02時10分   パーマリンク

2009年09月14日(月)

わきが(腋臭症) ―整容的手術 その他― [わきが(腋臭症)]

  では、他の整容的な手術が悪いのか?

 そういうわけでは、ございません。

術者の工夫により、よい手術もあると思われます。
判断が、難しくなります。
実際、見たことも無い手術のことをお話するわけにも
いきません。

その手術が、しっかりとアポクリン腺の除去できる
腋臭症手術と言える手術か否か?
この判定は、結果からの想像は可能です。

腋臭症の手術の合併症として
 @ 毛が減ってしまう 
 A 汗が減ってしまう
 B 術後、手術を行った場所に一致して
  皮膚の色素沈着(色づき)や拘縮(突っ張り)
  が、一時的だが出てしまう
を認めます。
程度の差はありますが、避けることはできません。
手術が、達成された証拠です。

 ですので、上記の合併症が、術後に全くない手術
=完成されていない手術  
となってしまいます。

 合併症は、辛いものですが
”わきがの改善のための手術”という目的
からは、避けて通れません。
ですので、皆様が手術をお考えになられる際は
整容的手術は、当然ながら第一選択になりますので
(誰も傷を望みません。傷は無いのが一番です)
上記のことを知って、お考えください。

Posted by 管理者 at 19時25分   パーマリンク

2009年09月12日(土)

わきが(腋臭症)―整容的&結果― [わきが(腋臭症)]

 この「TPSシェーバー・クワドラカット法
元々は、整形外科の手術の器具です。
関節鏡手術と申しまして、肩やひざの関節内の
異常なじん帯等を削る機械です。
吸引する細い管の先に、回転しながら削る
刃物がついています。

この機械を使用することで
 ・5mmほどの小さな穴で手術が出来る
 ・アポクリン腺をしっかりと切除できる
ということが、可能になりました。

 ただ、この手術にも難点があります。
刃物がしっかりしているために、
皮膚を上手に緊張させないと
吸引力で引き込まれた
皮膚も削ってしまいます。
要するに、熟練しないと、穴だらけになってしまうのです。
このことで、使用を止められたクリニックさんも
沢山あるとお聞きしています。
当院では、卞先生が、「匠」として、完全に使いこなしていますので、御心配なく。

 何はともあれ
この「TPSシェーバー・クワドラカット法」の
おかげで、当院ではやっと整容面も合わせた
手術を行うことができるようになったのです。

ただ、整容的な手術とはいえ
5mmほどの小さな傷は、必ず残りますし
確実に、皮膚を薄く仕上げるので、
一時的に
術後にわきの拘縮(突っ張り)と色素沈着(色づき)
は出てしまいます。
もちろん、一過性ですから、時間経過で、確実にキレイになります。
薄く仕上げて、臭いと発汗を確実に押さえることと、直ぐに皮膚の状態が良くなることは、相反することになります。
同時には、実現できません。
時間差が出来ます。

「効果も確実で、傷跡も直ぐにキレイ」
そのような広告をさせるクリニックもありますが、
「あり得ません!!!」

美味しい話には、落とし穴があることを
御理解ください。


Posted by 管理者 at 15時36分   パーマリンク

2009年09月11日(金)

わきが(腋臭症)―整容的に― [わきが(腋臭症)]

 昨日の続きです・・・・

 一方で、保険適応されるこれら手術では、
どうしても目立ちにくいとはいえ、中央付近の
切開の傷が残ってしまいます。

これらを解消するために吸引法の手術が、
開発されました。
元々は、脂肪吸引の発想です。
吸引法は、傷跡の面では非常に優れていますが・・・・
実際アポクリン腺組織の除去という面では、
残念ながら目的に・・・・・
達しない手術でした。
(アポクリン腺組織というのは、脂肪組織と比べますと
 、しっかりした組織です。吸引だけでは取り除けません。
 実際に剪除法の際に、はさみでカットしますと
 ”ジョキジョキ”と音を立てることもあります。)

このために、超音波等を使いながら何とか
アポクリン腺の除去の効果を上げるように
努力・開発が、なされてきました。
超音波で砕けるのは、脂肪組織であり、アポクリン腺は、簡単には砕くことが出来ません。
そうした中で、開発されたのが
TPSシェーバー・クワドラカット法」です。

Posted by 管理者 at 22時38分   パーマリンク

2009年09月10日(木)

わきが(腋臭症) [わきが(腋臭症)]

 形成外科の手術の中で当院で、よく行う手術の中に
腋臭症手術があります。

 腋臭症(わきが)手術の歴史は、古く今までに色々な
手術方式がありました。
 切除法、剪除法、掻爬法、削除法など
 の手術方法です。

 おそらく、最も古いと考えられるのは、
切除法ではないでしょうか。
特殊な機械を使って、除去するイナバ法が
発表されたのも、1970年代前半のことで
今から、40年近く前のことで、これら手術が
始まったのがいかに古いかがわかります。

 しかし、色々な変遷をしてきましたが、
傷跡などの見た目の整容的なことを考えますと
剪除法が、現在で整容的にも手術の確実性に
おいても最も良い標準的な手術と保険適応の
手術では、10年以上考えられていると思われます。
当院でいう皮弁法として、皆様にお伝えしている
のも実際、この剪除法にあたります。

剪除法の手術においては、
通常切開の位置が、中央の1か所の場合と
3等分した位置を2か所切開する場合があります。
これは、単純に端までしっかり見るための違いです。

 
 術者が、ずいぶんと目立ちにくい傷とは、
思っていましても、手術を実際に受けらる方には
大きな傷ですので、何とか傷を小さくし、
整容面の改善を図るために、保険外の手術が
開発されました。



長くなりそうなので、数日かけて
お話し、させていただきます。

Posted by 管理者 at 10時10分   パーマリンク

過去の記事へ

ページのトップへ ページのトップへ

9

2009


    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

PHOTO

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます

ルスツリゾート

ルスツリゾート

おめでとうございます。

おめでとうございます。

検索


カテゴリーリスト

最近の記事

リンク集

RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
医療法人社団 芦屋ベンクリニック Copyrightc 2007 benclinic All Rights Reserved.