2007年02月14日(水)
近江散策:その1 [街道をゆく<プチ>]
先日の司馬遼太郎記念館のあと、休みになると居ても立ってもいられなくて自分なりの「街道をゆく<プチ>」を始めることにしました。
ずーっと以前から、いつの日かセミリタイアできたら司馬遼太郎先生の「街道をゆく」のような旅をして過ごすことが夢でした。何日も何ヶ月もかけて、ゆっくり旅して、聴き、触れ、嗅ぎ・・・思考し、五感をいっぱいに使って「自分の生きる世界の成り立ち」を感じたいと思ってきました。
セミリタイアはまだまだできそうにありませんが、
休日に日帰りでいける「<プチ>街道をゆく」なら、今からでも始められそうか・・・と考えはじめると、じっとできなくなり、
早速、司馬先生をまねて琵琶湖の東「近江」から始めることにしました。
近江商人のふるさと、近江八幡は昔の町並みが保存されています。
「売り手よし、買い手よし、世間よし」
現代企業にも重要な示唆を与えてくれる
「三方よし」の商い倫理を生み出した、空気を感じながら2時間ほど散策しました。
屋形船で水郷めぐりも楽しめます。
家々の裏口は水路に面しており、流通に合理的な造りです。
100年ほどタイムスリップした気になります・・・
どこかから
「おきばりやす(精を出して働くこと)」という挨拶が聞こえてきそうです。
おやっ、これはこれは・・・モーガンのツーリングも、
この街並みではモダンな馬です。
奢ることなくケチることもない生活を「大黒(福徳)」とし、正直、堅実、倹約に努めた商人たち・・・ケチと始末は違うことを理解すべし・・・と。
当院も「始末してきばる」を掲げましょう。
明日からは、スタッフの挨拶も
「おきばりや〜す」にして下さい・・・(笑)
近江八幡のあとは彦根に足をのばしました・・・次回へ
Posted by 管理者 at 17時59分
トラックバック
トラックバックURL
http://www.ben-clinic.net/blog_ben/tb.php?ID=62