2006年10月27日(金)
SUB-Qバストアップの最新情報 [美容医療界]
「SUB-Q バストアップ」が最近よく広告されていますが、
使っている従来型SUB-Qは、バスト用ではなく顔に使用するものを流用しています。
バストには硬すぎて持続性も不足しているため、
当院では「ヒアルロン酸によるバストアップ」はメニューに入れていませんでした。
ところが先月の23日、スウェーデン・Q-MED社の日本代理店から
「バストアップ専用ヒアルロン酸・MACROLANE SUB-Q」を開発したので、
当院で採用して欲しい旨のオファーがあり、
このたび当院でも診療メニューに加えることになりました。
従来のSUB-Qに比べ、柔らかく長期の持続性を有します。
Q-MED社は高い信頼性で定評のある世界的なスウェーデンの企業で、
厳格なFDAにもパスしたヒアルロン酸製品は、体内で完全に吸収される安全なものです。
「バストアップはしたいけれど、仕事が忙しくて休みが取れない」・・・
「綺麗なバストになりたいけど、手術までは決心がつかない」・・・
「明日のドレスアップまでに綺麗なバストにしたい」・・・と考えられておられる方に、
MACROLANE SUB-Qによるバストアップ法は期間限定ですが、
「なりたい自分になれる最適な手術」ではないでしょうか。
今を若々しく、素敵に生きること。それを医療でサポートするのが、
僕が提唱する「ニート・メディカル」です。
neat〔ni:t〕
a.きちんとした,整った〈形をした〉,〈服装などが〉こぎれいな,さっぱりした,素敵な,
きれい好きな〈人・習慣など〉,身だしなみのよい
Posted by 管理者 at 10時59分 パーマリンク
羽仁もと子著『おさなごを発見せよ』 [プチ書評]
秋篠宮紀子様がご懐妊ののち、愛読されたとうかがい、興味を持ち読ませていただきました。
昭和13年に書かれた作品ですが、現在の親が忘れてしまっている本当に大切なものを
思い起こさせてくれる名著だと感服しました。
僕も3児の父親ですが、自分が育った昭和と、子供達の平成の「親子関係」の変容が
腑に落ちずにいました。
とにかく、現在、耳にする子育て情報は
「何か違う・・・」
「何か本当に大切なものを忘れている・・・」
「時代が変わったら、親子関係と子育ても変わるのか・・・?」
と悩み続けていました。
著者は
「自然の指示にしたがって、その命ずるままをするならば、子供はたしかに健康に快活に
成長すると思います・・・」と述べています。
自然の指示が感知できない親が増えていることが、現在の教育に関する社会問題の
根底にあると思いました。
経営者にとっては、スタッフもまた「おさなご」かも知れません。
対人関係は、豊かな感受性がポイントだと再認識です。
大人の必読書だと思います。[婦人之友社刊]
Posted by 管理者 at 10時57分 パーマリンク
2006年10月26日(木)
新アンチエイジング論(2) [美容医療界]
単に健康で長寿というだけではなく、今を若々しく素敵に生きることの方が
大切ではないですか・・・というのが「ニート・メディカル論」。
僕が提唱するアンチエイジング医療の新しいコンセプトです。
簡単に言うと、「恋をするときれいになる」がヒントでした。
健康のため大好きなワインを止める・・・よりも、
ワインを飲んでワイワイと賑やかな時間を過ごす!
ダイエットのために甘いものはいっさい口にしない・・・よりも、
時には大好きなスウィーツをお友達と存分に楽しむ!この方がアンチエイジングのためには良いのかもしれません。
点滴やキレーションなど、二日酔いやダイエットによる障害を防止する
方策は幾らでもあるのですから・・・
人間は単なる細胞の集合体ではありません。
恋をするときれいになるように、顔のシワを取ると若さも戻ります。
これを医学的に言うと、「形態」が「機能」を呼び覚ますフィードバック現象です。
美しくなることや健康になることは最終の「目的」ではなく、
これからの自分の人生を限りなく豊かで自由に生きるための「手段」です。
若さと健康は、やりたいことをやるために必要なのですから・・・
貴方の人生にもニートメディカルを・・・いかがですか?
neat〔ni:t〕
a.きちんとした,整った〈形をした〉,〈服装などが〉こぎれいな,さっぱりした,素敵な,
きれい好きな〈人・習慣など〉,身だしなみのよい
Posted by 管理者 at 10時22分 パーマリンク
2006年10月17日(火)
日本美容外科学会総会レポート(2) [美容医療界]
今回の美容外科学会では以下のような報告があり、「早急に基本手技に
基づいた安全な脂肪吸引を普及させる必要がある」との見解が出ました。
「皮膚が凸凹になり、傷跡が残るケースがある」・・・
「術後は少なくとも数ヶ月の圧迫固定などのケアを要するが、簡単・気軽を
強調するあまり必要なケアを指導できていないケースが多い」・・・
「術後の管理不足が原因の死亡事故も起きている」・・・
欧米では美容外科手術の中で最も多く行われるスタンダードな手術ですが、
我が国では脂肪吸引に対して余りよいイメージが持たれていません。
その理由は、我が国の美容外科発展の歴史に「医療」よりも「ビジネス」主体の
時期があったためです。
過去にレーザーアシストや超音波アシストなどの様々な手法が発表されましたが、
一長一短で結局どれもスタンダードな手術にはなれませんでした。
痩身に取り組んだ結果、全身のウェイトコントロールに成功しても
下腹部・上腕・大腿・頸部などの部分的な脂肪除去が望まれるケースは多いと思います。
当院では「脂肪吸引」を敢えてメニューには載せず、限定的・消極的に行っていましたが、
今後は学会の情報と連動して、積極的に「ベンクリニック品質の脂肪吸引」を
考えていきたいと思います。
見識ある医師が情報を公開し合うことで、患者負担が少なく、安全に効率よく
脂肪吸引が出来る手法・機器が開発されることを期待します。
Posted by 管理者 at 10時05分 パーマリンク
2006年10月16日(月)
日本美容外科学会総会レポート(1) [美容医療界]
10月8日・9日の2日間、横浜で開催された「第29回 日本美容外科学会総会」に
参加してきましたので、数回に分けて簡単にご報告します。
初回は、皆さんもスゴク興味をお持ちの「切らない脂肪除去」。
現状として、「レーザー」「超音波」「薬剤」による脂肪融解は学術・科学的な評価に
値するまでには、その効果が確証されていません。
以下は、その報告の一部・・・
効果がないというものではありませんが、高コストの「ウルトラシェイプ」の1回の効果は
脂肪の厚みにして2mm程度。
「低出力レーザー」は、脂肪吸引手術の補助程度の扱いで、メソセラピーとの
組み合わせ報告も出ていましたが、まだまだトライアルの状況・・・
レーザーで脂肪を融解する「スマートリポ」も、1回で破壊される脂肪は僅かです。
メソセラピー単独よりは効果があるものの「皮膚損傷の合併症」のリスクあり。
結論:夢の痩身治療は、今のところ “まだおあずけ”のよう・・・
エネルギーで脂肪細胞を破壊しても、自然吸収を待つだけでは効率よく減少しない
のが現実です。注射やレーザーだけでスリムになれるなんて幻想は捨てましょう。
尚、今回の学会では、当院の「インテリジェントメディカルスリム」をレベルアップさせる
新しいニュースは得られませんでした。
次回は「脂肪吸引」についてのご報告です。
Posted by 管理者 at 12時55分 パーマリンク
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